反対語と対義語②
反対語というのは読んで字のごとくとして・・・
対義語の対については、ちょっと疑問になりました。
だって「一軍」の対が「二軍」とかどういうことなの?
反対の意味じゃないですよね。
そこで簡単にですがwikipediaで調べてみたところ、
その分類にはある一定のパターンが存在すると書かれてありました。
漢字二字からなる対義語は・・・
1.「短所」と「長所」というように、漢字一文字の意味が反対になっているもの。
2.「拡大」と「縮小」のように、漢字二文字の意味が反対になっているもの。
3.「成功と「失敗」のように、熟語全体として意味が反対になっているもの。
4.「平凡」と「非凡」のように、打ち消しの漢字(不・無・未・非)を使って、
一方の意味を打ち消しているもの。
さらに、意味での分類は3パターンあるそうです。
①一方を否定すれば必ず他方になる関係。
(男‐女、生‐死)
②程度の差を表すもの。
(大‐小、遠‐近、良い‐悪い)
③一つの事柄を見方や立場を変えて表現するもの。
(売る‐買う、教える‐学ぶ)
但し、互いに対義語とされる2語が同じ品詞であるとは限らず、
また、どのペアを対義語ととらえるかは、その言語のもつ
文化的背景やその言語が使用される文脈に大きく影響されることもあり、
必ずしも認識がみんな同じとは限らないものも含まれるそうです。
では、
①と同様、たくさんあるので、
気になるものだけをピックアップして
ここに記しておこうと思います。
いきます!
俗語⇔雅語
齟齬⇔符合
続伸⇔続落
粗末⇔大切
粗末⇔立派
尊重⇔無視
田⇔畑
対抗⇔本命
達筆⇔悪筆
断念⇔執着
緻密⇔杜撰
長子⇔末子
追随⇔率先
締結⇔廃棄
点在⇔密集
伝説⇔史実
同義語⇔反対語
同義語⇔反意語
同義語⇔対義語
独創⇔模倣
特殊⇔一般
特殊⇔普遍
独立⇔依存
独立⇔隷属
独立⇔従属
トラジック⇔コミック
苦手⇔得手
二枚目⇔三枚目
人間界⇔自然界
人間業⇔神業
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同義語の対に
反対語、反意語、対義語があったり、
特殊の対に、
一般、普遍があったりと、
一つの言葉に対が複数存在していたとしても、
言語の使用される文脈によって異なっているということを
念頭に置いてみると違和感がありませんでした。
それでは、今日も皆様が健康で幸せに過ごせますように。