清水寺へ | ドット模様のくつ底

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奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。

先週末はふと思い立ち、
京都の清水寺へ参拝に行きました。









清水寺 縁起







有名な清水の舞台

「懸造り」(かけづくり・舞台造りとも)と
呼ばれる手法で造られた木造建築です。

本堂から張り出された舞台はヒノキ板を敷き詰めたもので、
高さは最長約12メートル。
釘を一本も使用せず、
ケヤキの柱(139本とも)で組み上げられているそうですね。

おおよそ4階建てビルほどの高さに相当するそうで、
ここから京都市街を一望できます。

もともと、ご本尊の観音様に芸能を奉納する場所であり、
平安時代から雅楽や能、狂言、歌舞伎、相撲など、
さまざまな芸能が奉納されてきた場所。

現在でも法会の際、舞台奉納は行われています。

「枕草子」「源氏物語」などの古典文学にも数多く登場し、
貴族・武士などの階級に限らず庶民にも観音霊場として
親しまれ広く信仰されてきたそうです。

開創以来、1200余年の間に幾度もの災害戦災に遭いながら、
再建・復興を果たされてきました。

現在の伽藍は徳川家光(三代将軍)により
寛永10年(1633)に再建されました。


平成6年(1994)にはユネスコの世界文化遺産に登録されています。

休日だったこともあり参拝者が多かったです。

大晦日・お正月などの清水寺のTV中継で
「清水を舞台」をみると、
あまりに大勢の人がこの舞台上に乗っているので、
「舞台、大丈夫かな・・・」と余計なことを思ってしまいます。。。

いざ、自分がこの舞台上に立つと、しっかりとした造りを体感し、
江戸時代の木造建築の技術力の高さに驚かされますね。



それでは、今日も皆様が健康で幸せに過ごせますように。