昨日は薬師寺さんに行きました。
去年、薬師寺さんでは
明治以来の解体修理が進んでいる東塔(国宝)で、
「心柱」の最上部から仏舎利(お釈迦様の遺骨)が
納められた容器が見つかりました。
その容器の存在自体は以前から知られていたことですが、
今回110年ぶりの解体修理にあたり、取り出されたために、
私たちも目にすることができるようになったというわけですね。
こちらの仏舎利は、
髙田好胤和上もご覧になっていなかっただろうとのこと。
容器は奈良国立博物館学芸員の鑑定により、
江戸時代の作で、明治の大修理の際に、
心柱に納められたことが確認されたそうです。
こちらの中に納められている仏舎利は、
玄奘三蔵のお弟子さんだった
薬師寺開祖の道昭さんが
中国より日本へ招来したお舎利です。
今回、仏舎利の御前で東塔大修理の特別写経を
させて頂けるということで、私も参加させて頂きました。
有り難いお写経でした。感謝。
お願い事を書く欄があるのですが、
私は今、十分しあわせなので、
報恩感謝と書かせて頂きました。
少しだけ願わくば・・・
書写がうまくなれたなら・・・
墨はていねいに磨ったつもりだったのですがねえ。。。
うまく書くことができませんでした。
うまく書こうなんて思うからですね。
ああ。。。聖武天皇のように、うまくなりたーーーい(笑)
↑奈良国立博物館
こちら。聖武天皇の書写『雑集』の中から
取り出された文字を刻んでいるのですよね。
綺麗です。
ここで必ずといっていいほど字の比較されるのが
妃である光明皇后さまの『楽毅論』の書写。
すっごいね。
聖武天皇が丁寧で繊細で優しい字であることに対し、
光明皇后さまは・・・めっさ男前な字なのです!
線が太かったりするところがあり、
字に力強さを感じるのですよね。
書写のあと、
そのようなことを思いながら
帰路に着きました。
薬師寺さんのお写経での
お下がりは・・・
ミスタードーナツ!!
何故って!?
こころをまあるく。
心が で〇くっていうところがいいねえ。
薬師寺さんらしいではないですか!
かたよらない心
こだわらない心
とらわれない心
広く広くもっと広く…
そして、まあるい心で、
感謝して合掌です!
それでは、
今日も皆様が健康で幸せに過ごせますように。