花のつく「ことわざ」を集めてみました。① | ドット模様のくつ底

ドット模様のくつ底

奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。



ことわざの部屋 


今日は上記リンク先を参考に

花のつく「ことわざ」を集めてみました。


 花より団子
見て美しい花よりも、おいしくて腹の膨れる団子のほうがよい。
風流より実利のほうがよい。外観より内容をとる、という意味。

【類】
花の下より鼻の下

 花多ければ実少なし
花の多く咲く木には実がたくさんならないということで、
うわべの多い人には真実がないことのたとえ。


 花は根に鳥は故巣(ふるす)に
物事はすべてその本(もと)に帰る、という意味。

花は一時人一盛り
さかりの短いこと。花の満開はわずかな数日のことだが、
人間の盛んな時もほんのわずかな闇だということ。

花開いて風雨多し
花の咲く時季にはとかく風や雨が多いものだが、
それと同じように物語りには邪魔がつきもので思うようにならないこと。

花に嵐
桜の花がせっかく咲いていても、強い風が吹いて散ってしまう。
物事はとかく邪魔が入って思うようにいかないことの意味。

「月に叢雲 花に風」とも言う。
(つきにむらくも はなにかぜ・良いことは長続きしない)

 落花流水の情
落花に心あれば、流水にも心があってこれを載せて流れていく、
ということから、男女互いに相手を思う心が通じ合う、という意味。

柳暗花明
(りゅうあんかめい)
柳の葉は茂って暗く、桃の花は明るく咲いている、
ということから、春の景色は美しい形容。

 石に花咲く
実際には起こり得ないことのたとえ。

錦上花を添う
(きんじょうはなをそう)
華麗な錦の上に美しい花を置くこと。美しいものや
立派なことの上に、さらに美しいもの立派なことを重ねる意。

 薊の花も一盛り
(あざみのはなもひとさかり)
アザミのように人に好かれない花にも、花盛りがあって美しくなる。
容貌がよくなくても年ごろになれば魅力がでるもので、
人間の運にも必ず盛りがあるものである。

美しい花によい実はならぬ
外観だけではよしあしはわからぬ。口先のうまいものには
誠意がないものである、という意味。

 両手に花
二つの価値のあるものを一人占めにすること。
多く、同時には得がたいものを得た場合に言う。

 余所(よそ)の花はよく見える
何事につけても、よその物はよく見えてうらやましいのが人の常である。

 柳は緑花は紅
春の景色の美しさをいったことば。また、物にはそれぞれ、
その物にふさわしい特性があるということ。

 綺麗な花は山に咲く
本当に美しい花は高い山に咲いている。
本当に良い物は、人の気づかないところにあるということ。

 坊主の花かんざし
使い道のないこと。持っていても役に立たないこと。
【類】猫に小判 あんまの眼鏡

 昨日の花は今日の塵
人の世の栄枯盛衰のはかなく変わりやすいこと。

花咲く春にあう
時のめぐりあって世に出ること。
今まで認められなかったものがようやく世に出て
手腕を発揮するようになること。

花は桜木人は武士
花の中では桜が最もすぐれているように、
士農工商と言われる通り、人の中では武士が最も優れている。

「花は三吉野人は武士」とも言う



今日は20句を取り上げさせて頂きました。

花のことわざ。

さらっとこういう「ことわざ」が使えるのは、
活字だからということもあるかと思います。

会話の場合、
人から使われると返事に困る(笑)人は、
自分も使わない方がよさそうですね。

上手に使いこなせる方は素敵だと思います。

(再掲)

それでは今日も一日、
皆さまが幸せでありますように。