有名なおびんづるさん。
野ざらし具合がお痛わしいですね。
その上に旅行者からは
さわられまくりです。
「撫で仏」と言われていますからねー。
こわいですねー。
指図堂におられる
おびんづるさん。
これまた、こわいですねー。
食堂(じきどう)の北側にも
厨子に入ったおびんずるさんが
おられるそうですが、
中国でもおびんづるさんは
食堂に安置されることが多いとか。
ちなみに賓頭盧尊者は、
十六羅漢の一人で、博識であり慈悲深く十善を尊重し、
阿羅漢果を得て神通力を得たのですが、
その神通力ゆえに悪さもひどく、
お釈迦様にお堂に入れてもらえなかったということから、
お堂の外におられるんですよね。
学校で悪さをして
先生に怒られ
廊下に立たされた生徒のような
イメージでしょうか。
「撫で仏」として、
体の悪い部分と同じところを触るといいと言われており、
皆さんに撫で撫でされまくっています、が。。。
某寺で見かけた
おびんずるさんは、
お堂の中におられました。
はて?
ご住職いわく、
触られ過ぎて外に安置しておくと
壊れてしまい大変だからと。
いいんでしょうか?
お優しいご住職さん、
で、いいんですよね!