金峯山寺の黒門です。↑
金峯山寺に到着です。
【金峯山寺の開創/寺伝より】
白鳳年間(七世紀後半)この金峯山の地に、
後に修験道の開祖と尊崇される役行者が入り、
修験道独自の本尊・金剛蔵王大権現を感得され、
桜の木に刻んで、金峯山山上ヶ岳(山上本堂)と
山麓の吉野山(山下本堂)に祭祀されたと伝える。
これが金峯山修験の濫觴(らんしょう)であり、
金峯山の開創である。
ここにいう、山上ヶ岳は、大峯山と呼ばれるが、
正確には大峯山という固有の名称を持った山は
吉野・大峰地域にはない。
狭義には、未だ女人禁制(にょにんきんぜい)を
堅持することで知られる
山上ヶ岳を指して俗に大峯山と呼ぶが、
本来は北端の吉野山から南端の熊野本宮に至るまで、
山上ヶ岳、弥山(みせん)、八経ヶ岳(はっきょうがたけ)、
釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)、行仙岳(ぎょうせんだけ)、
笠捨山(かさすてやま)、地蔵ヶ岳(じぞうだけ)、大黒岳(だいこくだけ)など、
仏縁に繋がる山名を冠した1500メートル級の重畳たる山々が続く
大峯山脈全体を、信仰的に総称して大峯山と称したのである。
(「山伏入門」 金峯山寺執行長 田中利典氏)
東大寺とゆかりのあるお寺です。
(詳しくはまたいづれ・・・)
本堂・蔵王堂です。↑上2枚
この秋はイベント目白押しです。
9月には、なら国祭映画際プレイベントがあり、
世界の監督による映画の奉納上映が、
10月には、歌舞伎なども奉納されます。