「しもみかど」から、
「ならまち」へ。
<落語の起源について>
落語は、
江戸時代にお坊様が創った法話集が起源だとする説があります。
元和九年(1623年)、
安楽庵策伝という京都のお坊様が、
庶民に広まっていた話をまとめた「醒睡笑」(せいすいしょう、眠りを覚まして笑うという意味)というお話集をつくりました。
高座に上り、笑いをとりながら人々に法を説くというわけですね。
現代でも変わらず
行われている法話のスタイルです。
私はお坊様の法話を、
落語の寄席感覚て、
聴講している人なので、
そういうことだったのか!
とこの説に関しては、納得しました。
現代でも、
「子褒め」「牛褒め」などの落語のネタが、
こちらの本を題材にしているそうです。
ご年配者ばかりのお坊様の法話会ですが、
世相を風刺したような、
旬の話題もあって、
若い世代の方も十分楽しめますよ!
おすすめします。
こちらで法話会は行われていませんが、
奈良町落語館です。