浪花の思い出 『正義の前に逃げるが勝ち!』 | ドット模様のくつ底

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奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。

私は、大阪生まれの大阪育ち、現在は奈良在住です。

大阪といえば、
皆さんはたこやき、お好み焼き、大阪城、通天閣などなど・・・

思い出されたりするのかもしれません。


私の大阪の思い出の一つとしてはですね、

こわ過ぎるおっちゃんと、
お節介過ぎるおばちゃんが
必ず、
記憶に残っておりまして、
たまにここ、頭の中に登場せしめるわけです。


今日は、興福寺さんの記事の後になんでやねん!って
思われようとも、
気にせず、浪花エピソードを書き記したいと思います

m(._.)m


私が学生の時のことです。
友達と、楽しくおしゃべりしながら、道頓堀を歩いていたんですね。

普通のトーンだったんですよ。
ごく普通のトーンで、
友達が笑ったその時、


『おまえらぁ、うるさいんじゃぁぁぁーっ!!』

バシッッ。

後ろを振り返ったそこには、
リアカーを連れ歩いておいでの、

スリッパを片方だけ握りしめた、おっちゃんの姿がありました。

そう、私の連れが、
そのおっちゃんに、
スリッパでどつかれたのです。

私たちは当然腹がたちました。

ここは、まず深呼吸をして、そして・・・





『なんで、スリッパ片方だけ持ってるねん!』

って、


悔しいけれど、


エアーツッコミを入れて、
一目散に逃げることにしました。



『正義の前に逃げるが勝ち』。

だってね。

こんな新喜劇みたいなことを、平然とやってのけるおっちゃんに、

ジャスティスが
通じるわけないでしょ?

浪花では、
こういう場合、

逃げるが勝ち、なのであります。

ここで正義を振りかざそうものならば?

あの時?

きっと?

私たち?

戎橋からどぶ?かわ?へ、
カーネルおじさんダァーイブ!!


浪花なら、あるよねぇ。





ないよねぇ。