会長のつぶやき33 | 神戸山手学園友松会

神戸山手学園友松会

神戸山手学園(神戸山手女子中学高等学校・神戸山手短期大学・神戸山手大学)の同窓会 “友松会” を
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今日から新年度です。山手は5月9日に創立100周年を迎える記念の年度でもありますが、今朝のホームページに、名称変更、共学化について掲載されており、驚かれた方もあるかと思いますので、少し説明させて頂きます。

 

神戸は人口の流出やコロナ禍での経済的痛手(元々、商売人の多い学校です)もあり、私学への進学が減少しています。もちろん、少子化もありますが、これらはどの学校にも(特に女子校)は訪れており、生徒の取り合いが生じています。特に山手は今の校長に変るまでの十数年間、失策による失策を重ね、他校より抜きん出て中高の入学者が少なくなっていました。

 

100年を迎えるにあたり、なんとか存続の道を探らなければならなく、現校長の”名門復活”というスローガンのもと、この一年、校長、法人代表、育友会と私とで話し合って参りました。そして、どうしても譲れない神戸山手を名称に入れること、また一部は女子のみのコースを残すということを取り入れて頂き、今朝の発表となりました。

 

また、グローバルについては、各大学は既に在日以外にも留学生を入れないと経営が成り立たないと着々と進めていますが、中高も例外ではなく、各私学、特に女子校は海外ルートを必死で探しています。詳しい事はここでは書けませんが、山手は海外ルートを確保しつつありますが、海外では男女共学がほとんどで、女子に限って誘致は難しく、せっかくの男子をとり逃すことにもなります。短期の場合は共学申請は無用ですが、長期の留学となると共学申請する必要があり、名称も変更することとなってしまいます。

 

今までの中高は色々変更しても何の連絡もなく、あとになって分かるということの連続でしたが、現校長は友松会を大変重く扱って下さり、私共の意見も多く取り入れて下さっています。

 

もっと詳しいことは5月25日の総会でお話しできると思います。

 

友松会 会長 良河文代