会長のつぶやき10 | 神戸山手学園友松会

神戸山手学園友松会

神戸山手学園(神戸山手女子中学高等学校・神戸山手短期大学・神戸山手大学)の同窓会 “友松会” を
もっと身近に感じて頂けたら...♪

8月5日金曜日に関西テレビ「ちまたのジョーシキちゃん」で、山手中高を取り上げて放送されました。思っていたより長い時間あれこれと映し出され、久しぶりの山手をご覧になった方も多いと思います。

 

さて、私としては、ちょっといい話としてブログに上げようと思ったのですが、本日クレームの電話が入りました。番組の最後に「男がほしい」と、昔あったV6の番組で屋上から叫ぶ形式の主張のまねごとですが、一瞬、男?という思いはどなたにもあったと思われますが、そこだけを切り取って見ると「?」ですが、全体としては、山手に一度も来たことがない偶然番組を見た知り合いにたまたま日曜日に会った時に、山手の外観、講堂と思われる場所(講堂ですと言いました)の重厚さ、吹奏楽の美しさ、校長室の開放など、良かったと言って下さった方のほうが多いので、放送は+ではないかと思っておりましたところ、今朝、山手に電話をされても通じず、友松会に約1時間、男という言葉について、どういう教育をしているのか?恥ずかしくて山手卒業と名乗れないというクレームでした。先ほど言ったように、最近割とテレビでも、切り取ったところだけを取り上げ、批判するということが多くあります。どうか全体を見た結果として捉えて頂きたいと思います。また、NHKや教育番組ではなく、お笑い芸人さん中心(私は芸人さん大好きですし、下に見ているわけではありません。)のバラエティ番組なので、特に面白いと思う所を流したと思われます。

 

良い話をしようとしていたのは、親戚の某男子進学校の高校生が「おばちゃんの学校、ええなぁ」と言ってきました。「何で?」と聞くと、「校長室が開いていて、誰でも入れる」からと、「僕らは校長は式の時しか見ないし、校長室なんて見たことはない。廊下で会っても挨拶しかしない」ということでした。校長室が開いていてどうした?と言われそうですが、生徒との距離感をなくし、少しでも生徒に寄り添い、何でも話してもらうという校長のスタンスで、いじめや不登校を無くし、より良い学校となるヒントを得ようとされてます。どうか、今始まったばかりの改革の芽を摘まず、広い心で見守って頂きたいと思います。

会長 良河文代