「なんとかしろ」って言われても | 週刊山手心理相談室

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大阪市のカウンセリングルーム山手心理相談室(ミュゼ・アルディの登録商標です。他の方の使用はお断りしています)の社員ブログです。夫婦・発達障害・依存症・アダルトチルドレンに関するカウンセリング記事を中心に投稿します。

GWも後半に入りましたが、みなさまはお元気で休んでおられますか。クラッカー


私は6日までフツウにお休みです。



最近ではサービス業などで(ウチもですが)土日や連休に売り上げが見込める


業態も増加しましたが、私が子供のころにはまだ「お祭り」があって、GWなど


は連れていってもらうのが楽しみでした。でも、そこはとても混雑していて、今なら


「なんとかしてよ」って言いたくなりそうです。




アスペルガーや発達障害の方にとって、具体的でない指示や業務命令は大の


苦手です。




「課長さん、この書類どこに収納しましょうか」


「分かりやすいとこ」


「たとえば、Aの棚とかBの引き出しとか教えてください」


「そんなの、自分で何とかしろっ!」




結局そんな会話で無駄な時間を過ごしますから、業務の進捗状況はあまり


よくありません。みんなで「できないこと」を共有するのって難しいですね。




合格Yさん(55歳)の思い出話です。



「僕は、江戸時代から続く大店の跡取り息子でした。老舗とはいっても、時代の


流れに乗らないと事業なんてうまくいきません。番頭さんに”何とかしといて”


と頼んだらいつの間にか倒産していました。ヒドい人間です」



・・・・社長業を頑張ったのでしょうか。






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