ずっと前なら寛解(*)さえしなかったような病気(たとえば胃がん・肺結核・肺炎など)
についても医学の進歩によって告知することが多くなりました。
だからといって、糖尿病などの影響による網膜劣化・緑内障・足などの壊疽なども
気軽に告知されるってどんなものでしょう。
『あなたの余命はあと1年です』
と言われるのとどちらがつらいかですね。
こころの問題(病気)については逆です。
アスペルガーやADHD(たまにアダルトチルドレンも)などの場合は、診察1回目に
<あなたは軽度発達障害です>
などとカンタンに診断されることがあります。
また、多くの場合催眠療法や認知療法を専門とする施設では、面接1回目から
<効果があるかないかわからないけど、やってみましょう>
などとセッションに入ります。
いったい、私の病名って何なのでしょうか・・・・。
Nさん(33歳)のお話です。
『僕は30歳の時に広汎性発達障害+ナルコレプシーだと診断されました。仕事の
合間に眠ることもあると伝えたためだそうです。他の施設をハシゴして、やっと納得
できる病名を付けてもらって安心しました』
どんな病名がついたのでしょうか・・・・。
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(*)寛解:病気の症状が落ち着いて安定した状態のこと。完治ではありません。