2021年1月20日 Happy Birthday 山手パーク歯科。
20th Anniversary
いつもブログネタにつまっている私は毎年1月20日にこのタイトルでブログをアップしています。
「たったそれっポッチのこと一人で祝っていた方がカッコイイのに」とも思うのですが…。
今年は20周年を迎えました。
以前のブログでもふれているように1月20日は暦の上では大寒で、一年中で最も寒い時期になります。
20年前、2001年の1月20日は大雪で積雪もあり、翌朝の初仕事は医院前の雪かきでした。
ついでにご近所のお宅の前の歩道も雪かきをしておいたら喜んでいただきました。
近年、積雪後雪かきするつもりでちょっと早めに出勤すると、当時中学生だったご近所のお宅の男性が新婚の奥様と医院の前まで雪かきを済ませてくれていて驚いてしまいます。
20年経つとその分私の年齢も上がるわけで大変ありがたく感謝しています。
このタイトルのブログでよくふれるのがアメリカ大統領の就任式です。
アメリカ大統領が変わるたびに就任式が行われるのが1月20日なのです。
山手パーク歯科がオープンした2001年はブッシュ大統領の就任式でした。
ブッシュ大統領が8年、オバマ大統領が8年、トランプ大統領が4年で20年です。
今日はバイデン新大統領が誕生します。
毎回見守りながら平和な世の中になるように願っていますが、今回は特にコロナが早く終息するよう祈るような気持ちでいっぱいです。
20周年のアニバーサリーイヤーなので感謝をこめてスタッフたちとお祝いしたいと思っていたのですが、コロナ終息までは延期になります。
20年前の山手パーク歯科オープンは私にとって大冒険でした。
当時の私にとって他の選択肢はないと信じるに足りる十分な根拠があり、腹はすわっていました。
しかし今になって当時を振り返ると今から20年分私は未熟だったわけで「よくやってこれたなぁ」と思います。
みんなスタッフや関係してくれたみなさんと家族、そして患者さんに支えられたおかげです。
10年前のブログには確か、10年経つと小学生だった女の子がお母さんになることもあるとアップした気がします。
普通より早く両親を亡くした私は、患者さんから色々なことを学ばせていただきました。
警戒心あらわに気難しげに受診されていた方が淡々と診療するうちに徐々に表情が雪解けを迎え、最後には打ち解けていただけたときは本当によかったと思います。
そんな患者さんの何人かが、亡くなった父や母と同い年でした。
その方々が受診される度に父や母が生きていたら今こんな感じなのかと思っていました。
先日そのお一人のご家族が受診されたとき「亡くなりました」とおききしてショックを受けました。
しかしご高齢だったことと背負っていらっしゃったハンディキャップ、そして「大往生でした」のお言葉からよかったなと思いご冥福をお祈りしました。
むしろ歯科医師に必要とは言えないのに、お伝えいただいたご家族に感謝しました。
山手パーク歯科にとっての宝物は様々な出会いなのだと思います。
これからの出会いも楽しみです。