2017年9月10日 サヨナラ夏の日。
今年はあまり夏らしい夏ではありませんでしたが、いよいよ終わるとなると一抹の寂しさを感じます。
昨年のこの時期、夕陽を見に葉山へ出かけました。
よく晴れた、まだかなり暑い休日でした。
お目当ての店のすぐ隣にあるこじんまりとした砂浜を散歩していたら、たくさんのヨットが海から帰ってきました。
どうも大学のヨット部のようです。
もしやと思って見ていたら、その中の一人が家内の友人の息子さんでうちの次女の幼なじみでした。
片付けで忙しそうだったのでしばらく見守っていましたが、目が合ったので「E君?」と声をかけると「はい、あっ、お久しぶりです。」と言ってくれました。
そういう状況だったので、二言三言交わしただけで「頑張ってね。」と声をかけて立ち去りました。
幼くかわいかった彼が、逞しく成長していて夕陽よりも眩しく感じました。
大変残念なことに彼のお母さまで家内の友人だった方は、3年前に亡くなってしまったのです。(そのブログはこちら→2014年2月15日バレンタインデーなのにホワイトデー。真っ白な世界で想うこと。)
家内は毎年、命日の前後に友人と共にお墓参りをしています。
私も普通よりは早く母を亡くしたのですが、それよりも早い彼は本当にかわいそうに思えてしまいます。
しかし3年前、お母さまのことで大変だった時期に受験生だったにもかかわらず、彼は難関大学にストレートで進学しています。
きっと彼が優秀なのと、天国のお母さまが見守ってくれているのでしょう。
今は就活の時期のはずですが、きっと大丈夫だと思います。
私も陰ながら家内と見守り続けたいと思っています。