2014年3月7日 音楽の流れる春の公園？
あっという間にひな祭りも過ぎ、だいぶ春めいてきましたが、まだ風は冷たい日が多いようです。
山手パーク歯科は公園がコンセプトなので、私が好きな音楽の中でブラブラしているときに流れてきて、大好きではなくてもジャマにならなさそうなCDをBGMにしています。
患者さんのリラックスを考えて、エンヤや東儀秀樹、“ｆｅｅｌ”、“ｉｍａｇｅ”などのヒーリング系コンピレーションアルバムがメインです。
しかし、そういうのばかりだとスタッフ側は仕事のテンポが上がりません。
ということでスウィングアウトシスターの”Break Out”などもかかります。
音楽はただ流れているだけではなく、その場の景色を変えてしまうパワーを持っていることがあります。
例えそれが近所の公園だったとしても、聞こえてきたソプラノがサラ・ブライトマンで曲が"A Question Of Honour"だったりしたら、足元でボールを蹴っている子供がザックジャパンの本田や香川、長友に見えてくるかも知れません。
その動画はこちら↓
昨年の夏、医院のCDチェンジャーが故障しました。
開院以来12年と少しの間、ほぼ休みなく診療時間中働きつづけていたので、電話でメーカーに古いモデルであることを理由に修理を断られたときも、まあしょうがないと思い諦めました。
ところが新しいCDチェンジャーを買いに量販店に行った私は、自分の浦島太郎ぶりに驚きました。
もうすでに、CDチェンジャーというものが存在しないのです。
では、何にかわったのか店員さんに訊くと“ｉＰｏｄ”なのだそうです。
ｉＰｏｄなら持っているのでアンプにつないでみたところ、使い勝手が悪くうちの医院での使用には適していませんでした。
かといって何も鳴らさないと、診療室に歯を削るタービンの高音が響き渡り、患者さんの緊張感がより高まるのが伝わります。
八方ふさがりになった私はネットで検索してみたところ、個人で修理の依頼を受けてそれをブログにアップしている「京とんび」さんがヒットしました。
おそるおそるメールで無料見積りをお願いしてみたところ、ていねいな返信をいただきました。
故障状況を分析して、有料見積りに進んだ後修理すると大体このくらいの金額でこんな修理になりそうだという、具体的なお話がとてもわかりやすいのです。
そして最後に「そのモデルは2011年まで販売されていたので、まだメーカーが修理を受けているはずです。 もう一度問い合わせてみることをお勧めします。」とあります。
メールでお礼を述べ、もう一度メーカーに問い合わせたところ、修理を受けてもらえました。
なぜ最初に断られたのかはわからずじまいでしたが修理が終わり、また山手パーク歯科は「音楽の流れる春の公園」？になりました。
「京とんび」さん、とても助かりました。
本当にありがとうございました。
春めいてきたので、ゴンチチのギターをかけようかな？