【ディザスター映画の新たな傑作】映画「TOKYO MER 南海ミッション」観てきました。
Watched “Tokyo MER: Mobile Emergency Room Nankai Mission”
*これは2025/08/13に観た映画の記録。
災害救助レスキューものの人気TVシリーズの劇場版第二弾です。
小泉さんが激推していたので、つい昨年Netflixで観たらハマりました。報告しておらず申し訳ありません。
そして僕も全話➕スペシャル版と前作映画は配信で履修済み。
もしも救急車の中に最新鋭の手術室を設置して、機動性の高い医療チームを作ったら、、という、
ギミックありきの設定なのが面白いです。
TVシリーズでは佐藤栞里さんのことをドンくさいな、と疎ましくおもってしまい、、申し訳ありませんでした。。
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またこのドラマの功績のひとつは、菜々緒さんをセクシー路線から解放したことだと思います。
本作の菜々緒はシングルマザーの頼れる看護師役。
「さらば あぶない刑事」で菜々緒が舘ひろしの恋人役をやったときは、これは愛人・いい女路線のコースか、、と心配しましたが(迷惑な推察)、、
本作TOKYO MERでは静かで頼れるキャラなのです。
いい役柄だし、いい女優さんじゃあないか、と見直しました。
菜々緒ポーズで劇場へ。
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鑑賞前
鑑賞後
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今回のお話は、、
九州や沖縄の離島に医療を届けられるよう、船で周辺をウロウロしている「南海MERチーム」が見舞われる、
鹿児島県諏訪之瀬島での火山噴火の救命活動を描きます。
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これは大満足!
よくできた脚本でまったくダレず、
二時間緊迫感が続きます。
これは世界的にも突出した、良質のエンタメ・ディザスター映画なのでは!
99点!
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大映ドラマらしい大袈裟な演出は健在。
失血または酸欠で被災者がよろめき、スローモーションで地面に倒れそうに、、
あー、、もうダメか、、
と地面に伏せる直前、ヒーローがかけつけて、ガシッと受け止める!
この演出!笑
ほかにも「ゼロです!」など、
いろんな演出が毎回繰り返され水戸黄門のように「フォーマット化」しているので、安心してみることができます。
そしてフォーマット化された安心できる作品を楽しいと思い始めるなんて、、
いよいよ俺もヤキが回ったな、、と老いを意識せざるをえません笑
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そのほか雑感は、、
・素人目にみても、南海MERの存続はむずかしいと思うんですけど笑
離島間をあんなに無駄にウロウロしてたら、人的・燃料的リソースの無駄では笑
・鈴木亮平さんはゴリラ顔なのに品がある。「花の慶次」の前田慶次をやっても似合うと思いました。
・エンドロールで玉山鉄二さんの名前を見て、どこに出てたか気づかなくて、後で調べたらあの役だったのか!全然わかんなかった!!
・江口洋介の役はとてもいいよ。
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以上、再度申し上げますが、
良質のディザスター映画です。
ハリウッド映画のそれと比べたら、CG予算の差は仕方ないとしても、作品として抜きんでています。
これも劇場で観た方がいい作品です。
おすすめです。
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