【成龍七十歳!】映画「ライド・オン」観てきました。
Watched Jackie Chan’s film “Ride on”
我看過成龍的電影「龍馬精神」
ジャッキー・チェンさん主演の中国映画です。
先日観た映画「あぶない刑事」の舘ひろしさん、柴田恭平さんも七十代、
昨年のインディアナ・ジョーンズ5のハリソンは81歳、
こんなに働かされるのか!と、超高齢化時代を象徴しているかのよう。
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おはなしは、、
ジャッキー・チェンさんは元スタントマンの初老の男。
撮影スタジオの近くのあばら屋で、馬の「赤兎(チートゥ)」君と暮らしています。
チートゥを連れて、路上で芸をさせたり、観光客と写真を撮ったり、日銭を稼いでいるようす。
ジャッキー・チェンと馬のチートゥは、心が通じ合ったバディなのでした。
そんなある日、法律上の都合で馬のチートゥを手放さなくてはならない危機がおとずれます。
大学で法律を学ぶ娘に助けを求めるジャッキー。
娘は、家族をないがしろにした父親と疎遠になっており、ジャッキーを恨んでいるようです。
娘と馬、
大切な絆を取り戻すために、スタントマンとして復帰するジャッキー。
七十歳だけどアクション頑張ります!
というおはなし。
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日本版ポスターには、「アクション超大作」とありますが、
アクションシーンはふんだんにあるのですが、基本的に「人情噺」なので、
ポリスストーリーのように劇中で悪党をやっつけるのではないのです。
「スタントマン役のジャッキーが、撮影を成功させるために頑張るアクション」なので、
悪い顔をした悪い奴らをとっちめるカタルシスがなかったですね。。
街のチンピラも出てきて軽快にやっつけるんだけど、悪い奴らじゃないのです。
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加齢に負けずやれるのか!?
というスタントマンの復帰というテーマで、
唐沢寿明さん主演の映画「イン・ザ・ヒーロー」を思い出しました。こっちはスーツアクターの映画でしたね。
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そのほか雑感は、、
*「これが人生の集大成」のコピーにいつわりなく、実際ジャッキー・チェンのフィルモグラフィーで、伝説的なアクションシーンが流れるのです。
*物語がベッタベタの人情もので、劇伴を大きく鳴らす大げさな演出で、これが中華な演出か、、と辟易しましたが、
ラストシーンで、ぼうだの涙を流してる自分に驚いた次第です笑
感情って強制的に動かせるのだなあ、と思う次第で。
*娘が父親のジャッキーに「子供みたいな人、ほっとけない」という台詞があり、ドン引きしました。
男性がいい歳しても少年の心を持って夢を追い続け、それを女性は微笑ましく母性で見守る的なジェンダーロールが気持ちわるいし、娘に言わせるので気持ち悪さが2倍2倍!(高見山)
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エンドロールはいつものNGシーン集。
七十歳にもなって、現役で体をはってるジャッキー・チェンに、「リスペクト!」の気持ちしかない。
暑い気候になって体調がわるく、もうダメだ、、と思う日々が多いのですが、
あぶ刑事の二人やジャッキーをみてると、大いに励まされます。
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