ポーランド/イタリア映画「EO」観てきました | もっと!やまたん☆ぶろぐ

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ポーランド/イタリア映画「EO」観てきました。

Watched “EO”



ロバか数奇な運命をたどる映画のようです。


僕はどんな話かよくわかっておらずですが、


予告編で観て、ビジュアルのかっこよさにこれは面白そう!と観るのを決めたのでした。


ポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督作品とのことですが、この監督のこと僕は不勉強で初耳だし全然知らないのです。。


GW残り2日で絶望がおしよせる土曜の朝、劇場は映画ファンらしい中高年男女で埋め尽くされてます。


↑↑

鑑賞前


鑑賞後

↓↓

▪️

おはなしは、、


サーカスで飼われていたロバのEOは、ある出来事をきっかけにサーカス団から離れることに。。


サーカス小屋を放り出されて、山を一人でさまよったり、また人間に連れ戻されたり、、


人間のいろんな都合で翻弄されます。


ロバ目線で覗く、ポーランドの自然と街、そして人間たち。


ロバ・ロードムービー。


アート作品です。


▪️

説明調のセリフがいっさいなく、


ロバが巡り合う人間たちの事情がどうなってるのか、観客が一生懸命推察しなければいけない。


説明台詞の多いのが大衆作品なので、こういう能動性を求められる作品も好きです。


激しい起承転結はないけど、余白があるのがここちよくて、80点。


イザベル・ユペールも出てくるのだけど、このシーンもどういうことなのかよくわからなくて、いろいろ想像をめぐらせます。


▪️

*ロバに物語はつくれない。物語をつくるのはいつも人間。


*左右対称、上下対称の構図の画が、宗教画のようで力強い。


*ロバは何もしなくても周りの人間たちがドラマを作っていって、なんだか「裸の大将 放浪記」ようだなって思ってみたり。


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