映画「Winny」観てきました | もっと!やまたん☆ぶろぐ

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映画「Winny」観てきました。

Watched a Japanese courtroom movie “Winny”



ファイル共有ソフトWinnyの開発者、金子勇さんが逮捕された実話を描く法廷ものです。


小島秀夫さんがTwitterで傑作と絶賛。


観てくることに。


▪️

おはなしは、、


ファイル共有ソフト「Winny」が公開されると、


ユーザー間で映画や漫画などが違法にアップロードされてやりとりされました。


その開発者は当時、東大助手の金子勇さん。


著作権法違反幇助の罪で逮捕されます。


しかしながら海外でも同様のファイル共有ソフト、Napsterが開発されましたが、開発者は罪に問われませんでした。


これは、ナイフを使って刺殺事件が起きた時に、ナイフの発明者は罪に問われるのか、といった問題なのです。


ソフトウエア開発者が有罪になると、他の開発者たちが萎縮し、日本のIT産業が遅れてしまいます。それに危機感を抱いた弁護団の奮闘を描きます。


実際、金子さんが被告である間の数年間に、

アメリカではYouTubeが公開され、大きく水をあけられてしまったのです。


っていう、、


日本の映画では意外と珍しい、実在の事件の法廷物。


▪️

*東出昌大さんが本作の主人公、金子勇さんを演じてます。プログラムしか興味ない天才です。


東出さんはイケメンもできるし、オタクっぽいオーラもまとえるしで、多彩ですね。


将棋の村山聖さんを題材にした映画「聖の青春」では東出さんは羽生名人を演じてました。


ハリウッド俳優でたとえると、和製アダム・ドライバーっていっても華厳の滝ではないと思いますが、いかが?


*吹越満、渡辺いっけい、渋谷清彦、吉岡秀隆といった、


本邦の苦みばしったベテラン、オヤジ俳優たちの競演。


これらのオジたちの面構えが無茶苦茶いい!


渡辺いっけいさんをスクリーンで観ると、、ぞわぞわしました。


韓国映画のオジ俳優たちも相当苦々しいですが、本邦のオジたちも引けをとりませんぞ。。


*本作のもう1人の主役、東出君の相方ともいえる、弁護士役の三浦貴大さんもよかった。


彼、なんか存在感がどんどん出てきて良い役者さんだと思います。


さすが百恵ちゃんと友和の息子だぜ。


最近では「エルピス」、「もっと超越したところへ」、「仮面ライダーBLACK SUN」で良いポジションの役柄を演じて、共に存在感を増しています。体重も増えてるのかな。


▪️

本作では、


Winnyが著作権侵害の違法アップロードを助長したとはいえ、


この金子さんの逮捕の騒動が一因となって、日本のソフトウェア産業の衰退を招いた、


というような表現になってました。


▪️

国の経済にもライフサイクルがあるだろうから仕方のないことなのだろうけど、


もはや観光にしか頼れなくなって、自慢できる残業は漫画くらいしかないのかな。それも別に稼ぎ頭ってわけではないだろうし。


経済的にどんどん遅れをとってて、、外国の友人と話す時にみじめになります。。


いつもどおり、ネガティブな感想でこのページを終わりにします!