香港映画「男たちの晩歌(4Kリマスター版)」観てきました。 | もっと!やまたん☆ぶろぐ

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香港映画「男たちの晩歌(4Kリマスター版)」観てきました。

Watched Hong Kong film “A Better Day”(1985) 4K Remastered


*もうだいぶ前に観た映画の記録です。


1986年作のジョン・ウー監督作品。名前は聞いたことあった。


ムックン(小堺一機)とラビー(関根勤)がコサキンで言及してた記憶もあります。


リマスター版で劇場公開される映画は名作に決まってる。せっかくの劇場公開なのでこういう機会に観てこなきゃ、と劇場へ。


メモ:この日仕事ですごいトラブルが頻発してて、でも自分がやれることはもうそんなにないからと、その合間に観てきたのでした。鑑賞中もその仕事のトラブルのことを思い出したりして、あまり集中できなかった記憶。帰宅後もすぐパソコン開いて対応してた。


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有名なタイトルなので、もしかしたら既にソフトで観たことあるかも、、と思ってたけど、実際鑑賞してみたら全く記憶になくて初見でした。


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香港のヤクザの二人組、仲のいいバディなのでした。


しかしながら、一人は台湾での取引で捕まって刑期に服します。


刑期を終えて出てくると、相棒は使いパシリにされ、服役前は使えなかった子分が組織のトップに立っていたのでした。


香港ヤクザの内部抗争と、足を洗いたいヤクザ、香港ヤクザを憎み執拗に追いかける刑事。


といったおはなし。


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本作はノワール映画ですが、たしかにそうなんだけど、でもノワールっていっても、30年前だからか、残虐描写などはいっさいないんです。いや、銃撃で人はたくさん死ぬんですが、なんていうのかな、痛い描写は一切ない気がしてます。


昨今の邦画ノワールの痛々しさの比ではありません。


公開当時30年前は衝撃だったのでしょうよ。


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「ミッション・インポッシブル」などのジョン・ウーの出世作っていわれていて、なるほどと思うシーンはあそこですよね。宴会場のシーン。


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漢(おとこ)たちの熱い友情の映画っていっても、、なんだか雑誌「映画秘宝」が好きそうな、文化系親父趣味な暑苦しさに感じて、。


うーん、、クールなシチーボーイの僕には合わなかったかな。


78


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とはいえ、


30年前の香港と台湾の荒々しくムンムンとしたエネルギーをスクリーンから浴びて、それはそれで新鮮な体験だったし、


たしかに妙な味わいがあるというか、名場面の連続のような気がしないでもない。


公開当時だったら、楽しめたのかも。


「ブレードランナー」や「時計仕掛けのオレンジ」を観た時もそう思ったんだけど、「え?これが名作って言われてて面白いの??うーん、いや待てよ、たしかに妙に味わい深いかも、、」と雰囲気に流されてるんですかね、


古い名作映画って、たいてい僕には退屈に思いながらもどこか引っかかるものを感じるものが多い気がしてます。


こういう先人たちの名作を礎にして、こんにちの映画表現が開発されているのだから、もちろんリスペクトしてます。


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