映画「聖地X」観てきました。
Watched Japanese film “The Cursed Sanctuary X”
「SRサイタマノラッパー」シリーズが有名な入江悠監督作品です。
大きな予算がついてそうな映画だと「ギャングース」、「22年目の告白」、「AI崩壊」など、見応えのある映画を撮っています。
僕は「ビジランテ」がすごく肚に響く作品で大好きです。
人によってはトラウマになる可能性もありそうで、みんなにお勧めできないですが、印象に残る良い映画だったなあ。
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本作「聖地X」の原作は、劇団イキウメの前川知大さん作の戯曲です。
入江悠監督✖️劇団イキウメ前川知大さん原作では、「太陽」という映画がありますね。
これは神木隆之介くんと門脇麦さん主演で、
日本の田舎✖️SF設定の映画で、たいへん面白かった記憶。
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なので、僕はこれから「聖地X」がどんな話か知らずに観に行きますが、
今回も面白い作品が観られるのでは!と期待大です。
「聖地X」は岡田将生さんと川口春奈さん主演のようです。
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鑑賞前の気持ち
鑑賞後
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ありゃ、、期待しすぎた、、
奇妙な味わいのスリラーサスペンスになるかと思いきや、、
話が面白くなくて、正直観ててキツかったです。。
33点ですかね。。
俳優さんたちの演技やビジュアルに文句なく愛でられるのですが、話がつまらない。。
これは残念だなあ。。
面白くなりそうだったのになあ。。
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おはなしは、、
岡田将生さんは親の莫大な遺産を受け継ぎ、何もしてないニートです。
韓国のインチョンの親が遺した別荘に住み、家政婦さんを雇って暮らしています。
そんなある日、日本から妹の川口春奈さんが怒り狂って帰ってきます。
夫の薬丸翔さん(シブがき隊やっくんの長男)が浮気三昧なので、
離婚してやる!と家を出てきたのでした。
韓国で兄妹の2人の生活が始まるかと思いきや、
インチョンの商店街で、川口春奈さんは日本にいるはず夫、薬丸翔さんを見かけます。
追いかけて薬丸翔さんをつかまえて「なんで韓国にいるの?」と話してみると、
薬丸翔さんは「何も覚えてない、、どうやって韓国に来たかわからない、、パスポートもお金も持ってない、、日本で何していたかわからない」というのでした。。
どうやら記憶障害を一部起こしてる様子。
この奇妙な現象について、
SFミステリー大好きなニート探偵の岡田将生さんが挑みます。
というおはなし。
映画「太陽」と同じく、日常に不思議要素をくわえた世にも奇妙な物語な温度の地味SFです。
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岡田将生さんの、有閑オタクニートが探偵役で、
まともな妹、川口春奈さんがワトソンの事件解決ものかと思いきや、、
そうはなりませんでした。。そうだったら面白そうなのに。
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ジャズ調のノリのいい音楽の中、海上の橋を車が走り抜ける冒頭のシーン、
市川崑監督のミステリ映画が始まるような感じにも似てて、とってもワクワクしたんだけどなあ、、
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とにかく「太陽」と同様、戯曲が原作なので大きく動きのある場面がありません。
映画化する際は、映画のフォーマットにあわせて、ダイナミックな脚本や演出にしたらいいのに。
また、舞台と同じトーンで俳優たちが台詞をがなりたてていたり、、
身振り手振りも大げさな動きに感じて、、
これは舞台が原作なんだと嫌でも強く意識せざるを得ません、、
それが物語にのめりこめないノイズになってしまいました。
面白い要素はたくさんあるのに、、
僕が観たかったものから離れてしまったというか。。
なんか残念だなあ。
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あと観終わって気づいたんですが、、下記は本作のコピーです。
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世界にはまだ、行ってはならない場所がある。
想像を絶する悪夢がはじまる。
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あの、、こんなコピーがついてるけど、、
これ、、この映画の雰囲気とまったくちがうし、売らんかなのコピーにしてもちょっとやりすぎでは。
Amazonなどもそうですが、みんながレビューを発信できる時代。
期待外れだと感じてガッカリした人が、怒ってその失望を書き込むのだから、、
煽り文句は少し期待させる程度にして、なるべく事実に則した表現をした方がいいと思うのです。
僕は上記のコピーを読んで「まったくその通りだった」とは思いませんでしたし、このコピーを鵜呑みにしてホラー映画だと思って観にきた人はガッカリして怒りを感じるのではないでしょうかね。。
想像を絶する悪夢がはじまる。
嘘ではないけど、、でもこれは嘘に近いコピーな気がしますよ。
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海外が舞台の日本人のドラマってことで、
僕は織田裕二主演「卒業旅行 ニホンから来ました」を思い出しました。嘘です。
しかしながら本作はなぜ韓国が舞台なのかがまったく意味不明なのでした。
以上です。このページは終わりです。