あけましておめでとうございます。そんなことより、
2020年の最初の映画、
イギリス映画「家族を想うとき」観てきました。
Watched Ken Loach’s film “Sorry We Missed You”
「私はダニエル・ブレイク」で、イギリスの格差社会を描いた監督、ケン・ローチの作品です。
今回は自営業の宅配業の男が、
家族を養うために懸命に働いているのに、どんどんつらくなっていく話です。
全人類必見!!
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新年一発目に重そうな映画のスケジュール組むのもどうかな、、
と躊躇したんだけど、、
「移動を少なくしてなるたけたくさん観る」スケジューリングをしたら、
今日はシネマカリテで一日すごすことになっちゃった、、笑
ここは実家?
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おはなしは、、
個人宅配業者のお父さんリッキーが、
大手の配送業者と契約して仕事を得るも、
そのあまりの過酷な労働で、家族がばらばらになっていくおはなし。。
日本なら赤帽さんや、ウーバーイーツの配達員の方たちがそれに当たるのかな。。
作年末は、日本でもウーバーイーツの配達員の方たちのデモのニュースをみました。
(*伊集院の深夜の馬鹿力の前構成作家の渡辺くんも映ってたとか)
↑↑
鑑賞前
鑑賞後
↓↓
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ああ、、
つらい、、
つらい、、
つらい、、
ほんとにため息が出るくらいの、、
地獄の100分間。。
でも絶対みんなに見て欲しい。。
全人類必見です。。頼むよ。。
88点
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*朝7時半から夜9時まで、、ランチをとったり、トイレに行く時間もない、、配達地獄。。
*奥さんは介護士で、これまた忙しい、、
*子供たちは、さみしさのあまり、問題行動ばかり起こすように、、
*宅配は、大企業が開発した端末で完全管理。ドライバーが2分間、運送車から離れるだけでも、アラームがなります
*配達をこなさなければ収入は得られない。規定の個数をこなさなかったり、休むなら代わりのドライバーを見つけなければ、罰金が科されます
*自営業で独立した働き方を!とうたっているので、雇う側の運送会社には、責任は問われない。
地獄のような生活です。。
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これが実際に起こっている現実なのだとおもうと、
ほんとにやりきれない。。
自分はこんな体験はしたくないと誰もがおもう。。
映画でこの体験を済ませたことにしたい。。
ラストもほんとに、、こんな終わり方あるかよ、、
問題提起するケン・ローチ監督には、
なんてもの見せてくれるんだ、、と文句言いたいです。。
もう一度言いますが、全人類必見です。
この項終わりです。