イギリス映画「家族を想うとき」観てきました。 | もっと!やまたん☆ぶろぐ

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あけましておめでとうございます。そんなことより、


2020年の最初の映画、


イギリス映画「家族を想うとき」観てきました。

Watched Ken Loach’s film “Sorry We Missed You”



「私はダニエル・ブレイク」で、イギリスの格差社会を描いた監督、ケン・ローチの作品です。


今回は自営業の宅配業の男が、


家族を養うために懸命に働いているのに、どんどんつらくなっていく話です。


全人類必見!!


◼︎

新年一発目に重そうな映画のスケジュール組むのもどうかな、、


と躊躇したんだけど、、


「移動を少なくしてなるたけたくさん観る」スケジューリングをしたら、


今日はシネマカリテで一日すごすことになっちゃった、、笑


ここは実家?


◼︎

おはなしは、、


個人宅配業者のお父さんリッキーが、


大手の配送業者と契約して仕事を得るも、


そのあまりの過酷な労働で、家族がばらばらになっていくおはなし。。



日本なら赤帽さんや、ウーバーイーツの配達員の方たちがそれに当たるのかな。。


作年末は、日本でもウーバーイーツの配達員の方たちのデモのニュースをみました。


(*伊集院の深夜の馬鹿力の前構成作家の渡辺くんも映ってたとか)


↑↑

鑑賞前



鑑賞後

↓↓

◼︎

ああ、、


つらい、、


つらい、、


つらい、、


ほんとにため息が出るくらいの、、


地獄の100分間。。


でも絶対みんなに見て欲しい。。


全人類必見です。。頼むよ。。


88点


◼︎

*朝7時半から夜9時まで、、ランチをとったり、トイレに行く時間もない、、配達地獄。。


*奥さんは介護士で、これまた忙しい、、


*子供たちは、さみしさのあまり、問題行動ばかり起こすように、、


*宅配は、大企業が開発した端末で完全管理。ドライバーが2分間、運送車から離れるだけでも、アラームがなります


*配達をこなさなければ収入は得られない。規定の個数をこなさなかったり、休むなら代わりのドライバーを見つけなければ、罰金が科されます


*自営業で独立した働き方を!とうたっているので、雇う側の運送会社には、責任は問われない。


地獄のような生活です。。



◼︎

これが実際に起こっている現実なのだとおもうと、


ほんとにやりきれない。。


自分はこんな体験はしたくないと誰もがおもう。。


映画でこの体験を済ませたことにしたい。。


ラストもほんとに、、こんな終わり方あるかよ、、


問題提起するケン・ローチ監督には、


なんてもの見せてくれるんだ、、と文句言いたいです。。


もう一度言いますが、全人類必見です。


この項終わりです。