本記事では社会人になってから

私が独学で危険物甲種に一発合格した

勉強法と参考書を紹介します。

 

結論から言うと

 

勉強期間は3か月

使う参考書は3冊

です。

 

初めに自分の学習環境や危険物の合格基準について紹介します。

 

 

目次

 

・自分の学習環境

・危険物甲種の合格基準と合格率
・使用した参考書

・勉強法と期間

・受験方法

・伝えたいこと

 

自分の学習環境 

 

 

自分は妻子持ちで、勉強時間を確保するのが難しかったですが、

これから紹介する勉強方法で合格しました。

 

勉強時間は子供が寝た後や職場での休み時間等を活用しました。

 

学歴は高卒です。


働きながら、子育てしながらの学習となりました。

 

高校の時に危険物乙種を取得しておりますが

当然その時に覚えた知識は忘れています。

 

このような学習環境ですが一発合格しました。

 

 

危険物甲種の合格基準と合格率 

 

 

合格率は例年35〜40%

受験者数は2万人ほどなので

1万2千人は落ちます。

 

全ての科目で正答率が60%となっています。

 

甲種の受験科目は3科目あります。

 

1・「危険物に関する法令」

2・「物理学及び化学」

3・「危険物の性質・消火の方法」

 

問題数は15問・10問・20問となっています。

 

なので

法令で9問以上

物理化学で6問以上

危険物の性質等で12問以上

となっています。

 

表にまとめると

科目 法令 物理化学 危険物の性質
問題数 15問 10問 20問
合格ライン 9問以上 6問以上 12問以上
失敗可能数 6問 4問 8問

 

 

物理化学では4問しか落せないので

鬼門となってきます。

 

ここは完全に理解するまで

自分は重点的に勉強しました。

 

ここまで聞くと合格するのはかなり難しそうですが、

毎年8千人は受かっているのでしっかり勉強すれば合格できます。

 

私が合格した時はこのような結果でした。

 

危険物の性質が危なかったです。

 

以下から実際に私が合格した参考書と勉強法を紹介します。

勉強に活用したYoutubeも載せておきます。

 

 

使用した参考書 

 

 

 

1冊目 通称工藤本

 

 

 

危険物甲種を受験するにあたり覚えなければいけない基礎知識が体系的にまとめられており、これ一冊で基礎知識は習得できる。

 

ですが、物理化学の部分の説明が弱いので、三冊目に紹介する本で基礎知識を補完しました。

 

2冊目 過去問集

 

 

公式ではなかったはずですが、問題が数多く収録されています。

 

三ヶ月目で主に使用します。軽い解説付きで、工藤本では出題されなかった、問題も収録されているので、新たな知識も合わせて習得できます。

 

実際に受験したイメージとしては、この本で解いたことがある、類似問題が本番で出題されていました。

 

3冊目 大人のための高校化学

 

 

 

 

私は物理化学を専門で専攻してきたわけではなく、化学の基礎知識を身につけるために使用しました。化学の知識がない人でも理解できように書かれており、非常に役立ちました。

 

また、これでも理解できない部分をYouTubeを利用して学習しました。

 

 

参考にしたYoutube

 

 

試験の勉強期間や対策問題の解説などが詳しく解説されており大変助かりました。

 

 

勉強方法と期間 

 

 

 

1か月目

 

工藤本をゆっくり読みました。

 

ノートは取らずにただ流し読みしていきます。

 

全体的にどのような問題形式なのか、危険物甲種の全体像を把握するイメージで読み進めます。

 

参考書内の問題も解きながら読み進めていきます。

 

本の最後にある模擬試験はまだ手をつけません。

 

1日の勉強時間は1時間ほどを確保して学習しました。

 

 

2か月目

 

 

工藤本2周目に入ります。

 

目安として、大体2週間ほどで2周目を終わらせるのがオススメです。

 

ここら辺で物理化学などわからない事がわかってくるので

YouTubeなども活用し学習を進めます。

 

勉強の合間に最初に紹介した大人のための物理化学を読み化学についての基礎知識を定着させます。

 

1日の勉強時間1時間から2時間

 

 

3か月目

 

 

過去問集をひたすら解きます。

 

それによって自分の弱点、危険物甲種の問題出題の癖というか傾向が見えてくるかと思います。

 

自分が暗記しなければいけないと思う所をノートにまとめるのも手です。

 

自分はノートを作りました。

 

特に自分が苦手としている箇所をまとめました。

 

試験前に見返しにも使いました。

 

実際にまとめたノートの一部です。

 

ラスト1週間で模試を解きます。

 

ここで大体8割取れるようになっているはずです。

 

その状態まで仕上げて受験に臨みます。

 

1日の勉強時間は3時間ほど確保

その状態まで仕上げて受験

 

結果、以上のような勉強方法で一発合格しました。

 

 

受験方法 

 

以下のサイトから電子申請や申込用紙がダウンロードできます。

 

 

伝えたいこと 

物理化学が出題範囲が広く勉強に手ごずりましたがYouTubeに参考になる

動画が大量にアップされているので

隙間時間に良く活用しました。

 

自分が理解できない部分を検索して勉強しました。

 

危険物の性質は過去問を解いていれば出題傾向がわかってくるのでそこを重点的に暗記しました。

 

工藤本に暗記用語呂合わせが載っています。

 

一発合格は充分可能なので諦めず頑張る事が大事です。