C-POPのススメ 李宗盛の東京公演の予習② 《寂寞难耐》 | yamasigeのブログ

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李宗盛ジョナサン・リー)の【有歌之年】巡回演唱会」の 2曲目の紹介は、《寂寞难耐耐え難い孤独)》です。

ファーストアルバム《生命中的精灵》の代表曲の一つで、切ない歌詞と軽快なリズムの名曲です。音譜


上差しMVは、当時のライブ映像と共に、彼と共に音楽活動をしたアーティストらとの懐かしの映像が流れる。


一天又过一天 三十岁就快来一日過ぎる毎に、もうすぐ三十路がやってくるという歌詞の通り、壮年期前のジョナサンの孤独な気持ち、浮き沈みのある人生をストレートに歌った楽曲ですが、「この曲を30歳前に聞くには早すぎる」といったリスナーのコメントがあるように、年齢を重ねていく中で、多くの人々から共感を得る、人間臭いジョナサン節の味わい深い楽曲です。メモ


2007年リリースの《理性与感性作品音乐会》の演奏は、最初のサビ前までが、スローテンポの語り調で、サビからがシャッフルの効いた小気味良いR&B調。


上差し跳ねるリズムが堪らない。間奏のサックスも素敵。


そして、2016年リリースの《既然青春留不住 还是做个大叔好》演唱会のアレンジは、初めから軽快なR&B調。完成度が高い。

上差しホーンセクションが爽やかさを演出エレピ、ギターのフーレージンクも洒落ている。

演り継がれる中で、洗練さを増して進化し、時間を経て尚、味わうことができる、初期の代表楽曲の紹介でした。


因みに、ジョナサンの元嫁、林忆莲サンディー・ラム)のレパートリー曲でもありますね。カラオケ


上差しサンディーの歌唱も素敵だが、やっぱり、本家の人間臭い歌唱には敵わない。


今回のツアーも、2016年バージョンに近いアレンジで、我々を魅了するでしょうニコニコ音譜