脳壊死が判明してから1ヶ月とちょい。

重粒子線による晩期障害なので重粒子線の先生の意見も聞いてみたいと思ったので再び兵庫県たつの市まで行ってきました!


めっちゃ天気悪いっす( ; ゚Д゚)なんか嫌な予感が…


受付を済ましてから数分で先生からお呼びだし。


ではここからまとめ。


脳浮腫(脳壊死)について

・壊死を起こしている部分が今のところ強くない。

・脳浮腫はだいたい一過性な事が多い。

・(浮腫は)数ヶ月続くかもしれないけど自然に吸収される事が多い。

・吐き気や頭痛、気分が悪い症状が出たらステロイド。

・ステロイドの投与期間は人それぞれで3ヶ月から6ヶ月でやめる人もいれば1年以上続く場合もある。

・たまに腫瘍の再発と脳壊死の区別がつかない場合もあるがヤマさんの場合は脳だけが副作用でやられている。

・今のところ(壊死が)小さいし、浮腫もたいした事ないので様子見以外する事はない。


《忙しい人の為のもっと簡単なまとめ》

浮腫が小さいのでなにもせず経過観察をしていきましょう。


ちなみにこれが脳浮腫の画像です。





この赤丸で囲った白いところが浮腫です。

右と左を比べると違いがわかりますよね!
これでもかなり小さいらしいです。

話の中にありますが、脳浮腫は一過性な事が多いらしいのでこれ以上大きくならず自然に吸収され小さくなる事を祈るだけです。



咀嚼・嚥下障害について

ここ最近わかって少し落ち込んだ事ですが、現在食べ物や飲み物の飲み込みや、発声が以前に比べ困難になっています。
これは重粒子線を当てた範囲が喉という事なので咀嚼筋などの喉の筋肉が固くなり開口障害や嚥下障害を引き起こしている事も考えられますが、脳浮腫の影響も考えれるのではないかと思ったので先生に聞いてみました。


・脳壊死と飲み込み辛さは関係ない。

・浮腫の位置的に脳の機能に影響する事はまずないはず。

・口を開ける筋肉と飲み込むのに使う筋肉は共通の部分があって、そこらへんにも(腫瘍が)広がってる部分があったから結構(重粒子線を)当てているので筋肉が衰えている。

・蒸せて肺炎を起こす可能性もあるのでリハビリをした方が良い。

・今できる事は今まで行っている開口トレーニングとマッサージをして出来る限り動かすようにすること。

・嚥下障害のリハビリをやっている病院に相談してみては?


《忙しい人の為のもっと簡単なまとめ》

脳浮腫と嚥下障害は関係ないけど照射の影響で顎の筋肉が衰えているので専門の先生に診てもらいましょう。

浮腫の位置的にこれより進行したとしても頭痛や吐き気くらいしか起こらないみたいなので脳の機能に影響はないみたいです。
むしろ脳の機能に影響がないように考えてくれて照射してくれたみたいです。本当に感謝です。


この話の中で入院中にお世話になってた歯科医の先生のところにも診察を受けてみては?
と、先生から提案があったため診察が終わった後にすぐに電話してその日の内に予約が取れました。

その歯科医の先生の診察結果です。

・虫歯はなし。

・ただ右側のところは磨き残しがあるのでヘッドの小さいブラシと鏡を使い丁寧に磨くこと。
※ブラシの固さは『ふつう』

・前に削った箇所もとても丁寧に治療ができている。

・口腔内に重粒子線治療の副作用が出始めている。

・名古屋に信頼のできる先生がいるのでその先生に診てもらいアドバイスをもらった方が良い。


この口腔内の副作用についてですが、少し動揺して頭の中に入らずわからない事が多いので今は詳しく書くのをやめます。
はっきりと覚えているのは顎骨壊死の前兆らしきものがあるみたい。

名古屋の先生の診察の内容を後にアップしますのでその時にこの事も含め必ず説明しますのでお待ち下さい。