「備えあれば憂いなし」
数ある諺の中でも比較的有名な言葉でありますが、その起源は中国の歴史書である「書経」で大臣的立場の人が王に進言した言葉なんだとか。
また似たような言葉は「転ばぬ先の杖」「石橋を叩いて渡る」「念には念を入れよ」等々多数あることから、準備の大切さと用心深さの必要性というのは大昔から口酸っぱく説かれていたのですね。
皆様、ご無沙汰しております。
「備えあれば憂いなし」という言葉を信じて準備をしてますが、割りとよく抜けていて失敗しております。
うっかりの宿命を背負う凡人、ジムで御座います。
さて皆様。
上記の内容から御察しかもしれませんが、災害の備えはしていますか。
奇しくも今年は関東大震災から100年の節目。
テレビでも盛んに震災への備えを説いています。
そして備えの基本と言えば、なんといっても食料。
そう、非常食ですよね。
缶詰やレトルト食品またカップ麺などのインスタント食品など現代では非常に様々な物があります。
かくいうジムのお家にもいざというときの為に缶詰などが常備してあります。
しかし食べ物であるからには特に気を付けておかねばならないのは、やはり期限。
ある日コトが起こって出番となり食べようとしたら期限が過ぎていた、ではガッカリですもんね。
故に定期的な確認が大切ということで久方ぶりに非常食置き場を見てみると。
2022.4
……ふっ。
まあベタな展開ですよね。
ある意味、予想通りってヤツじゃないですか。
期限1年以上オーバー。
これは流石に戦わずして試合終了か。
…否!
断じて否!!
諦めなければまだ活路があるとジムは信じます。
取り敢えず、ネットで缶詰について調べてみると。
おお!
やはり食べることは可能とのこと!!
勿論、キチンとした保管をして外装に異常がなければの話ですが。
何はともあれ素晴らしい!
これぞ人類の叡智の結晶!!
…ってバカ丸出しで浮かれても期限が切れていた事実は変わりませんので、この缶詰は早々に処理をしなければいけませんね。
具体的には今日のお昼ごはんです。
缶切りでヨイショっと開けてみると。
うん。
変な匂いもしませんし、オッケーな感じ。
ただこの缶詰いわゆる御飯系のヤツなわけですが、なんというかガチガチに固まっています。
まあ期限が切れていたのですし、この程度の不都合はやむ無いこと。
お箸を持ってきてほじってみると。
…バキッ
……ゑ?
ぬあああああ!
箸が!
ジムの箸が!!
見事なブリッジを描いている!!
そういえばお箸の予備なんてあったっけ!?
おお!
予備!
つまりこれはお箸も備えなければいけないという御告げカナ!?
賢明なる皆様は是非ともこの教訓をお役立て下さああああい!!!
…箸が折れたショックでジムが錯乱してしまったので、本日はこの辺で失礼したいと思います。
それでは皆様。
機会があれば、またいずれ。
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