人と話をしたり、聞く時に、大事にすることがあります。

 

それは

・その人の話は、どの時点を基準にしているのか

・その人と、どの時点を基準に話をすればいいのか

ということです。

 

「どの時点」とは

相手によって変わります。

 

社長さん → 10年先

部長さん → 5年先

課長さん → 3年先

担当の方 → 2年先

 

その時点で

・あるべき姿は何

・どうなりたい

・どうしたい

・現状とのギャップは何

・何をすればいい

・何が必要

・現状の課題は何 ・・・・・

 

「どの時点を基準」

これって、けっこう、大事なポイントです。

 

 

 

 

上の顔色ばかり見ている上司を

「ヒラメ上司」と言っています。

ヒラメ自体は悪くはないのですが

ヒラメの目は上しか見られないことから

「ヒラメ上司」という比喩が使われています。

 

企業・会社を見ていると、このタイプの人が

多くいます。

部下はたまったものではありません。

 

昆虫に、ミズスマシがいます。

ミズスマシの目は

眼がそれぞれ水面を境に上下に分割されて

水面より上と水中を同時に見ることが

できるそうです。

 

部下にとっては

上司に「ミズスマシの目」を持っていてほしいものです。

 

上を見ると同時に、同じように下も見る

 

上司たるもの 「ミズスマシの目」 を意識することが

必要です。

 

組織を見ていると

「この上司はちょと」と思うことがある。

相談で、「上司と仲が悪い」「上司がきらい」だが

どうすればいいのかと問われることがある。

 

ただ、下のものがどう思おうが

「上司は代えられない」のが現実である。

 

その場合どうする

・無理して従う

・無視する

・反発する

・あきらめる ・・・・

 

どの場合も、解決にはならない。

法的に問題がある場合は、それなりの解決策もあるが

そうでない場合は、その中で、やっていくしかない。

 

見方を変えれば

いくら嫌いな上司であっても

どこか共通する、納得できるところが

一つはあるはずである。

 

その一点を、よりどころとして

反発せず、怒らず、無理せず

自分に負担をかけないで

自分にストレスをかけないで

やっていくしかない。

 

自分では上司を代えることはできない

でも

いつか、上司は代わっていく。

そして、自分も代わっていく。

あせらないことが大切。

 

KPIの前にKGI,KSF

テーマ:

組織に関係していると

KPIを耳にすることが多くあるし

KPIの達成を重視・強調している人が

多くいるように思える。

 

それに対して

KGI,KSFの重要性を口にする人が

少ないように思える。

 

KPI以前に、KGI.KSFをどこまで考えているか。

これが、重要なポイントになってくる。

 

KGI(目標・目的)は適切に定めることが必要。

その判断基準は「無茶」か「無理」かである。

「無茶な目標」はダメで

「無理な目標」はOK

「無理」は何とかすれば可能になるものである。

 

KSF(やり方、方法)が特に重要である。

目標・目的を達成するには

どのようにやるか、どんな方法でやるか

これを考えだすことが成功のカギを握っている。

この段階で

・自分の経験・知識人に頼りすぎない

・人の意見を聞く

・世の中の成功の真似をする

ことが重要である。

 

KPI(評価・チェック)はKGI,KSFの後から

付いてくるもの。

 

KPIの前にKGI,KSFを意識すること

これが成功のポイント。

 

 

組織存続の要素 共通目標

テーマ:

組織が存続する要素があります。

・共通目標

・貢献意欲

・コミュニケーション

です。

 

特に、共通目標については

各人が、その目標について、

「納得・共感」するものでなくてはなりません。

 

そして、「納得・共感」してもらうには

コミュニケーションが大切です。

 

ところが、私が見てきた経験では

上に立つ者は、往々にして

「説得」しようとします。

 

「説得」した場合、

「納得・共感」は、見かけ上の「納得・共感」で

真の「納得・共感」にはなっていません。

 

上に立つ者は

「説得に納得」するのではなく

相手の真の気持ちを感じることが必要です。