斬りまくり、三月大歌舞伎 | ぴかるんのブログ

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ピンクのポンポン

 久しぶりに喘息が出たので、薬を服用して出かけましたが、観劇途中でコンコン😷

 帰りの電車の中では、風邪と誤解されました😅
 強い方の薬を持って出なかったことを後悔😥
 周囲の皆様、ごめんなさいと思っていたら、お隣も喘息持ちらしく、途中からコンコン😷
 杉花粉~檜、ブタクサ、稲と、まだまだ続きます💦

 今月の歌舞伎座、残りのチケット2枚、行く気が失せたぴかるんです😵
 客席は正直なので、演目によっては拍手しない人が周囲にたくさん。
 そして最後は、笑也さんと幸四郎さんが幕で隠れる前に、皆さん、どんどん退席😂

 終演後、トイレの列に並んでいたら、後ろのマダム御二人が、
 「長かったわね」
 「今、何時頃かしら? 疲れたわ」
 「もう、9時半を過ぎてるんじゃない?」
との言葉。
 うん、疲れる内容でしたよね😅と心の中で苦笑いしつつ、終演時間と、その時の時刻をお教えすると、御二人揃って驚かれていました。
 そして、
 「とても長く感じたの」と、御一人の方が仰っていました。

 “盛綱陣屋”
 学芸会レベルの内容でした。座長が父親か叔父さんなら我慢出来るのですが。
 仁左衛門さんと秀太郎さんが子役さんにレベルを合わせていたら、客席は寝落ちする人が多かったかと。
 秀太郎さんと仁左衛門さんが、いつも通りだったのと、猿弥さんの少しコミカルなお芝居で物語にメリハリがついて、見飽きることなく観劇出来ました。

 または、私の記憶違いで、小四郎はあんな具合に台詞を言う物語でしたでしょうか? 淡々過ぎるから、肝心の時も、シラ~とした目で観てしまいました。劇団とかの子役さんだと、もっと、死を恐れて嘆く感じだったと思うのです。そして、肚をくくって自害をするという。
 決意を感じない自害に見えました。

 小三郎は台詞も少なく、大人達にリードして貰える役だったので、何も触れません。


 “雷船頭”
 私にとっての今日のメインディッシュは、この演目だったのですが、意味不明……
 物語を理解することが出来ませんでした。
 ゲラゲラと笑える内容かと思っていたのですが、
 「?」で終了。
 幸四郎さんの踊りが観たくて、チケットを予約したので、とても残念です。


 “弁天娘女男白浪”
 前回、菊五郎さんが演じられた菊之助を観た
時は、声も迫力も以前に比べたら落ちてしまった菊五郎さんが演じるよりは、菊五郎さんよりも若い役者さんが演じた方が良いのでは?と思っていましたが、私の脳内での弁天小僧菊之助は、菊五郎さんのイメージでコンクリートの様に強固に固まってしまっているようです。


 “ 傾城反魂香”も大好きな演目の一つです。
 でも、一昨年の雀右衛門さんから指導を受けた尾上菊之助さんの様に、雀右衛門さんと全く同じ表情や仕草を見せてくれるとは、限らなくて当然と言うか…… 猿之助さんは猿之助さんのおとくさんを演じるだろうなと思うのです。

 先月の歌舞伎座では、昼公演に“ 暗闇の丑松”が上演されましたが、松緑さんのイメージが強くて、今更、菊五郎さんの丑松を観ても……と思い、夜公演のみを観ることにしました。
 でも、前回の“暗闇の丑松”の上演が6年前でした。

 “ 伊勢音頭恋寝刃”も海老蔵の、ゾッとした程の表情のイメージが強すぎて、幸四郎さんでは物足りなく感じたのです。
 今もって、彌十郎さんと幸四郎さんは、悪役よりも正義の味方とか、お人好しの役の方が似合う気がします。
 これは私が勝手に抱いているイメージなので、上手・下手の問題ではなく、私の心の中に受け入れることが難しいのです。

 “籠釣瓶”だと吉右衛門さん。

 最初に観た人の印象がずっと記憶に残るから、次を受け入れることが出来ないのだと思います。
 だから好きな演目を観て、ガックリしたくないので、もう今月は歌舞伎座へ行きたくないなと思ったのでした。

 自分勝手ですが、こんなことになるのなら、六本木歌舞伎を優先させて希望休を使うようにすれば良かったと後悔の嵐です😭

 あと、今日の夜公演、鷹之資君の屋号の間違いだけではなく、大向こうさんの声掛け、人によってはタイミングがズレていた様な……
 完全に拍手や台詞と被るのは、ちょっとね……
 拍手は許せるけど、台詞とは被らない様にお願いしたいです。


 という訳で、滝沢歌舞伎の白浪の世界を求めて歌舞伎座のチケットを買った人は、チケットを手離した方が無難です。
 元々、滝沢歌舞伎と大歌舞伎ではテンポが異なるので、退屈極まりないことになるかと。

 高橋君のドスのきいた、
 「ひどいわいの」を知っている人達なら、前回、または前々回の菊五郎さんの弁天小僧菊之助を観劇されたかと思うのですが、 HiHi-Jetsの(一部)メンバーが出ていた上演分からだと、歌舞伎座では今回が初めてかと。

 J系は客席に油断する隙を与えない構成になっているので、テンポも展開も速いです。


 昨日、歌舞伎座へ出かけて一番良かったことは、奥の襖にも丁寧な虎の絵が描かれた、細かいところまで手を抜かない歌舞伎模型を観ることが出来たこと😄

 二番目はデイリーヤマザキのよもぎ大福が半額だったことでした😆(画像はデイリーヤマザキのHPより無断拝借しました)


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