今年の間伐は作業道が入っていないエリア。
そんな場所の木を出すためには「架線」の出番です
簡単にいうと、山にワイヤーの線を張り、ロープウェイのように機械が空中を行ったり来たりするので、その機械に木を吊って搬出するという方法です。
一度架線を張ってしまえば、周辺の広範囲を搬出することができ、木を1本丸ごと吊れるほどの力もあるのですが、架線を張るまでの準備に少し時間がかかります…
（写真右上の赤いのが機械。その上をワイヤーが通っています。）
私たちが使うのは「スカイキャリー」という機械。
ラジコンでこの機械を操作します。
準備開始
お兄さんたち、ワイヤーを取り付ける先端部分へ、資材を持って山を登ります。
立木にワイヤーを巻くことになるので、傷がつかないようにゴム板や木の板を挟んで立木をカバーします
急斜面、重たいワイヤーを人の手で運ぶのは無理なので、初めに細いロープをルート上に通してから、機械でワイヤーと入れ替えます。
他、いろいろな工程を経て無事設置ができました
（赤い線がワイヤーの通っているところ。上まで続いています。）
先輩からワイヤーの編み方を教わり中
林業の仕事には欠かせない「エビ差し（ワイヤーアイスプライス）」という編み方。
欠かせないけど、作業のなかで頻繁に登場するわけでもないので、やらないと忘れがち
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