〝森の応援団〟2日目と3日目の後編です。
長文ですが、どうぞお付き合いくださいほっこり
朝の集合は、南側の入り口、通称〝松木小屋〟
最近は松木さんともお会いしませんが、元気だということで、来年は〝炭焼き〟を教えて頂こう!との話になっています。
準備が整い、現場へ移動ですが、回送する〝やまびこ〟に乗って行こう!!ということに…
おそらく歩く方が速い?のですが、吉野では使わないフォワーダーに、これも楽しいかとアセアセ
見よこの笑顔キラキラ音譜
いい歳した大人が、結構喜んでおりますゲラゲラ

初日から最終日まで、好天に恵まれた作業晴れ
日頃の行いですかね〜ウシシ音譜
スタートはチェーンソーへの燃料補充から
こんな小型の可愛いマシンも…動作確認グッ
いつもの真っ直ぐ直線的に伸びた杉や檜とは異なり、広葉樹は周りの状況に柔軟に対応して成長していて…要するにグニャグニャで重心がどちら向きなのか分かりにくい木々が多いのですアセアセ
かかり木にすると絡まって面倒なので、慎重にバランスを読んで方向を定めます。

この先は早送りで…口笛

上手くいくと気分も良く…
こんな笑顔も生まれますルンルン
吉野では、道にグラップルのウィンチ集材とダンプの組み合わせですが…
アファンの森の作業は、馬を使った馬搬や、今回のように やまびこ号か、こちらの小型ウィンチで集材します。


針葉樹が多いとは言え、ウチの連中は日頃から樹木の伐採は専門です筋肉。二日目午前の作業が終わる頃には、マークされた木の間伐と枝払いを終了しましたチョキ
そして昼食の時間。
そうそう…忘れてならないのは、冷えた身体に染み込む森で採れたキノコのお味噌汁🍄
この美味しいご褒美を頂くために、毎年吉野の山奥からやって来ている!と、言っても過言ではないのですキラキラ
毎度毎度、ご馳走様です100点
今回は9種類入っているそうですが、書き損じました…初日の帰り道で採ったクリタケも、当然入っておりましたールンルン
おかわり4杯!も食べている輩もおりましたよガーン
予定より早く進んでいることもあり、食後のスタートは、森の散歩を兼ねた勉強会から。
奥は数年前にアファンの森が林野庁から任されて、一体管理することになった真っ暗だった杉檜の国有林↓
その時は、私たちが間伐のお手伝いをしましたが、今では明らかに下層植生が増えていました。
最近は国の政策が変更されて、国有林の大規模な皆伐が進んでおり、この森の上手の国有林はハゲ山になっているとかぐすん
また近々追加の間伐が必要だと確認して、先に進みます。
竹内先生の話は、森の生い立ちから、手入れ、持続可能性、SDGsや林業問題など、その場に応じて様々な話題を絡めて各方面へ多岐に展開してゆきます。個々の行動について考えさせられる…とても興味深いものですキラキラ
野外授業の後は、更に間伐対象を広げて再開手裏剣
軽い材は人力で対応して、どんどん搬出DASH!
ただ、吉野で使っているダンプとは、積載量やスピードも少なくゆっくりめ。やまびこ号がフルに運び出しても追いつきませんね。
毎シーズンたったの三日間ですが、現場の様子や問題点もスタッフの方々と意見交換をしながら、とっても充実して中身の濃い遠征になります。
作業前の写真はありませんが、スッキリ明るく更に気持ちのいい森になりましたキラキラ

空もたっぷりと眺められるように紅葉
現場から松木小屋までDASH!DASH!


食後の写真ですが…最後はやっぱり新蕎麦で。
↑アファンセンター
今では、どこまでも気持ちのいい秋の風景が広がる〝アファンの森〟ですが、数十年前は幽霊森だったのは事実です!!
見た目以上に手入れの遅れた森が広がる、森林大国であるはずの日本。ここで学んだのは、この国の森は、私たちや皆さんの意識と取り組み方次第で、心にも物質的にも豊かな可能性を秘めているということ。キラキラ
昔はどこにでもあった美しい里山。ここアファンの森が、人が手入れする豊かな森の一つとして、後世に受け継がれていくために、私たちはこれからもお手伝いを通して学びたいと思いますウシシ!!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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こちらもポロッとご覧くださ〜いグリーンハーツ

私たちも参加します!