仕事の関係もあって環境省認定脱炭素アドバイザー資格の脱炭素アドバイザーベーシックが取れる試験を受けました。資格としては脱炭素アドバイザー ベーシック→脱炭素アドバイザー アドバンスト→脱炭素シニアアドバイザーとグレードが上がっていきます。

 

資格試験については環境省が直接行うのではなく、民間で実施されている脱炭素に関する資格について環境省がそれぞれベーシック、アドバンスト、シニアアドバイザーと認定するものです。

(画像は環境省のホームページよりお借りしました)

 

昨年始まった制度で現在は脱炭素アドバイザー ベーシックのみが5つの検定試験について認定されていて、アドバンストやシニアアドバイザーの認定されている資格はまだありませんが、各資格の運営者が申請しているようです。

(脱炭素アドバイザーベーシック認定資格)

・サステナビリティ検定「サステナビリティ・オフィサー」 一般社団法人金融財政事情研究会
・サステナブル経営サポート 株式会社経済法令研究会(銀行業務検定協会)
・SDGs・ESG金融 株式会社銀行研修社(一般社団法人金融検定協会)
・炭素会計アドバイザー資格3級 一般社団法人炭素会計アドバイザー協会
・GX検定ベーシック 株式会社スキルアップNeXt

 

受験に必須ではないものの私が受験した認定資格を行う組織が行っている有料のEラーニング講座を申し込みました。勉強はこのEラーニング講座のPDFの説明マテリアルとそのマテリアルを使ったEラーニングで行いました。まずはPDFのマテリアルをメモを取りながら読み込んで、4時間のEラーニングを通しで受けて、用意されている練習用のテストを受けたら正解率は75%でした。その後もう一度PDFのマテリアルを自分でとったメモも参照しながら読み込んで、もう1回4時間のEラーニングを行って、前回受けたのと同じ練習用のテストを受けたら2回目なので当たり前だとは思いますが正答率は90%まで上がりました。勉強は週末が主で平日の終業後も行いました。

 

まだ自信はなかったのですが、受験期間の終わりが迫ってきたので思い切って受験しました。試験はオンラインで行われ本人確認の書類の登録やPCのカメラでの顔写真の撮影を事前に行ったうえで、試験実施中はPCカメラで監視されて、カーソルを画面外に動かすと警告が出て戻らないと試験が中止されるとか、様々な不正防止の仕組みがありました。

 

試験結果は正解率90%以上でしたが、合否発表は2-3週間かかるとのことでした。点数は問題ないと思いますが、不正がなかったかの検査を行ってからの合否通知になるようです。ベーシックが取れたら次はアドバンスとの認定を待って受験してみようと思っています。