ロッドスチュワートのライブを最初に見たのは大学生の頃に見たNHKのヤングミュージックショーだったと思います。ロックなんですが何か華やかなステージが印象に残りました。Hot Legsはシングル盤レコードを買った好きな曲でした。最近では年末になるとMerry Chrismas Babyを聴いています。
3月の上旬にネットで来日コンサートの広告を見てコンサートがあることを初めて知りました。12月ごろからチケットを買えたようですが、年度末の忙しい時期なのでその時に知っても買わなかったかもしれません。年度末の仕事のめどが立ってきたのと開催が祝日ということで思い切って行ってみることにしました。One last timeというタイトルでこれを見逃すともうチャンスがないと思ったのもチケットを買った理由です。
飛行機で羽田空港まで行って、バス、ゆりかもめを乗り継いで有明アリーナに夕方に着きました。
入口のディスプレーの看板
3月になってまだチケットが買えたのはラッキーでしたが当然ながらステージからは一番遠い席でした。
双眼鏡とスマホの拡大で何とかステージの様子は分かりました。
スマホでの写真・動画撮影は周りに迷惑をかけない限りOKとのことだったので、双眼鏡・スマホ・目視と切り替えながらステージの音楽を聴きました。
バイオリンを弾きまくる左側の女性2人とダンスとコーラスの右側の3人の女性を従えてロッドが歌います。バックバンドも一流です。ロッドは80歳近いはずですが格好いいです。
ロッドスチュワートの音楽はアメリカの黒人音楽をルーツにするロック・ポップスですが、スコットランドのメロディーを感じさせる曲もあり、あちこちでバグパイプの音なども入ってきます。ロッドスチュワートはロンドン生まれロンドン育ちですが彼のルーツはイングランドではなくスコットランドなのだと感じます。
有名な曲もノリの良い曲もバラードも全部いい感じで、大学生の時に感じた華やかさはそのままでした。
アンコールは定番のセイリングでそれで終わりかと思ったら最後にチャックベリーのSweet Little Rock’n Rollerで締めてくれました。翌日は早朝に神戸に帰って午後からは仕事のハードスケジュールになってしまいましたが、今回見ることができて本当に良かったです。