前職ではサラリーマンで所得税支払は会社頼みでした。今年再就職2年目ですが、1年目は前職の源泉徴収票を現勤務先に渡して一緒に計算してもらいました。ただ、期の途中で市役所から雑所得の住民税を納めるようにとの連絡がありました。前職での知見を活かしてアルバイト感覚で業務の相談に乗ったりして少額ですが収入があります。この分の収入については少額で源泉徴収されているのでそれで問題ないと思っていたのですが・・・、住民税は別途支払わなければいけないとのことでした。マイナンバーで収入がしっかり捕捉されているんですね。マイナンバー恐るべし!この件は事後申告で特に問題なく過ごせました。

 

昨年は前職の一昨年の在職期間分の業績賞与が入り源泉徴収票を現職の総務に持って行ったところ、昨年は1年間現職の所属なので自分で確定申告をするように言われてしまいました。

また、少額の雑所得についても地方税の申告の必要があることが分かっていたので、いずれにせよ初の確定申告をする破目になってしまいました。前年の経緯からか地方税の申告書が送られてきていたのですが、確定申告をすれば地方税を別途申告する必要がないことが確認できて少し助かりました。

 

源泉徴収票や雑所得の証明書等を入手して、スマホのマイナポータルからE-Taxに入って所得の申告をしました。現職の源泉徴収票、前職からの収入の源泉徴収票、前職の退職年金、雑所得などまでは納得がいくのですが、個人年金の収入まで申告するのは違和感がありました。個人年金は公的年金が出るまでは退職年金のみでは心もとないので再就職ができない場合に備えて準備していたものです。自分で貯めたものが所得?と思いましたが、自分で貯めた分は必要経費になるので運用益部分が所得扱いになるようです。知らなかった!

 

E-Taxの入力は簡単でそれほど時間をかけずに申告書が完成しました。確定申告と言うと還付のイメージを勝手に持っていたのですが、けっこうな額を追加納税することになってしまいました。所得に応じた税金を支払うのは国民の義務ですが・・・、なんか損した気になりました。マイナンバーで所得も源泉徴収額も社会保険料も捕捉されていて、その他の控除項目はほぼ現職の年末調整で届けてあるので、申告なんて面倒なことをしなくても税務署から税金の請求書を送ってきてもらったら簡単でいいのにと思いました。