今年は何といってもWBCと大谷翔平の活躍が印象に残りました。大谷翔平はまさに同時代のヒーローで、荒唐無稽な漫画のような、今まで想像もできなかったことを多く成し遂げました。ただ、マスコミやネットのコメントで大谷翔平を持ちあげすぎたり称賛しすぎたりするのは違和感を持つこともあります。彼も人間で20代の青年なので間違いもおかすでしょうし、変な発言もしてしまうかもしれません。その時に手のひら返しをして攻撃的に批判したりしないかが一ファンとしては心配です。
テレビはほとんどニュースしか見ないので連続ドラマは1本も見ない年もありますが、今年は何本か楽しみました。まずは大河ドラマの「どうする家康」。時代の変わり目の時代劇が好きで、中でも戦国時代ものが好きなので、主人公が軽めだったのですが見ました。脚本で主人公を周りの役者を引き立てる舞台回し役にしていたので、ドラマとしては周りのいい役者の演技で楽しめました。そして「VIVANT」。半沢直樹のプロデューサーと、豪華な役者陣と、お金をかけた撮影でなかなか楽しめました。ただ、「半沢直樹」ほどではなかったと感じました。そして最後は朝ドラの「ブギウギ」。笠置シズ子は私の世代ではカネヨンのコマーシャルのおばさんというイメージしかなかったのですが、戦前・戦後の時代にやっていた音楽に興味を持ったので見ました。ミュージカルのような朝ドラを期待していたのですが、役者もストーリーも魅力的で在宅勤務時は家で出勤時は電車の中でNHK+で見ています。
嫌な感じがしたのは関西万博に対する否定的な報道です。税金も投入するので費用が膨張するのはよろしくないですが、マスコミが数兆円ともいわれる経済効果を全く報道せずに否定的な意見ばかり流すのは、誰にプラスになるんだろうという気がします。東京オリンピックでの報道と似た傾向だと思います。子供の頃行った1970年の大阪万博は夢のような世界でした。私が行った日は暑い夏の日で、子供の私は噴水を見つけてそこに足をつけて涼んでいたら、周りにいた外国人がそれをまねて噴水に集まってきて足をつけて、当時外国人などあまり見たことのなかった私はとても驚いたことを今でも覚えています。マスコミに影響されて興味がなくなったり、行かないことがCoolなようなふりをせずに、子供も大人も楽しんでほしいと思います。
自分の生活では、今年は定年後に始めた国際協力・脱炭素の仕事が2年目に入り組織の中で果たす役割も増えて忙しくなってきました。ストレスもプレッシャーも増えてきましたが、適度なストレスやプレッシャーは自身を活性化するプラスになると感じているので、来年もこの仕事で国際協力・脱炭素の知識やスキルを高めてさらに先の仕事の選択肢を広めて行ければと思っています。仕事以外では、相変わらず、マンションの理事会の仕事をしたり、森林整備ボランティアや翻訳ボランティアをしたり、在宅勤務での運動不足解消にジョギングをしたり、引き続きジャズピアノと中国語を習ったりとまあまあ充実した1年を過ごせたと思います。
エクササイズ
今年は年間最長距離を更新した昨年並みで年間で650キロほど走りました。直線距離だと神戸・仙台間ぐらいあります。ハーフマラソンは大阪淀川市民マラソンを完走して高橋Qちゃんともハイタッチできました。週2-3回のジョギングの走る時間はほとんど朝で、真夏は暑いので5時半起きでストレッチして6時から走って、冬は6時半くらいからまだ暗い中走っています。ジョギングの良いところは汗をかいてすっきりと仕事に迎えるところで、今後も続けられる限り続けようと思います。
ハイキング
今年は六甲山に10回、妙見山のミニハイク1回でした。公私とも忙しく、月に2回は行きたいと思っているのに、今年もこの回数で終わってしまいました。
裏六甲の七曲滝の氷瀑。
天狗道の春のコバノミツバツツジ。
ハイキング帰りに摩耶ロープウエーから見た紅葉
学生時代の同級生と歩いた須磨アルプス。
来年も忙しそうですが最低月1回は六甲山に行きたいところです。
ワイン
今年も毎週土曜日にわが家のシェフと1本開けていましたがブログにはあまりアップできませんでした。ワインの購入はお買い得なワインセット中心でネットでも何回か購入しました。エノテカのワインセットはお買い得でなかなか良いワインがありましたが若いワインが多かった。
北野のフランス料理ルセットで私の誕生日の乾杯。
森林植物園にハイキングに行った時のボージョレヌーボー。
散歩
今年も出勤日の昼休は職場の近くの鶴見緑地公園の散歩にはまっていました。
春の桜
ネモフィラ
夏のひまわり
秋のコキアの紅葉
秋のコスモス
旅
今年はタイ出張4回、ベトナム出張1回。
バンコクの中心部はだいぶ詳しくなりました。タイ料理はシンハービールとともに楽しみました。
ベトナムは初めてでなかなか刺激的でした。ハノイの旧市街の道路上は人とバイクと車でぐちゃぐちゃでした。旧市街を歩いていた時すられたと思われるスマホは保険金が出て助かりました。
旅行は比叡山旅行、福井旅行を楽しみました。来年は久々のヨーロッパ旅行に行きたいです。
読書
去年と同じ23冊でした。読書時間は週1回の通勤の電車の中と夜寝る前の読書」が中心です。新書と文庫が中心ですが、読んだらメルカリで売って収入があるので今年はハードカバーも何冊か買いました。
Net Positive「与える>奪う」で地球に貢献する会社 ポール・ポルマン共著
ジョン・ロールズ-社会正義の探究者 齋藤 純一, 田中 将人
生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋 安藤 寿康
グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす 森川潤
インド残酷物語 池亀彩
五・一五事件 海軍将校たちの「昭和維新」 小川俊樹
マザーツリー 森に隠された「知性」をめぐる冒険 スザンヌ・シマード
マイ遍路 札所住職が歩いた四国八十八ヶ所 白川密成
東京はじまる 門井慶喜
脱炭素産業革命 郭 四志
落語に学ぶ老いのヒント 長い老後をいかに生きるか 稲田 和浩
憎悪の科学: 偏見が暴力に変わるとき マシュー・ウィリアムズ
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?フィリップ・K・ディック
女ことばってなんなのかしら?: 「性別の美学」の日本語 平野 卿子
都会の鳥の生態学-カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 唐沢 孝一
利休にたずねよ 山本兼一
サピエンス減少-縮滅する未来の課題を探る 原 俊彦
火天の城 山本兼一
半沢直樹 アルルカンと道化師 池井戸潤
軍事分析入門 日本で軍事を語るということ 高橋 杉雄
ソシュールと言語学 コトバはなぜ通じるのか 町田 健
関東大震災と民衆犯罪 ――立件された114件の記録から 佐藤 冬樹
信長死すべし 山本 兼一
音楽
今年は久々に発表会がありました。緊張はしたもののかなり弾きこんでいたので今まででは一番スムーズに引けたかもしれません。来年1月に発表会なのでそれに向けて練習に励んでいます。ジャズピアノはリズムが難しいですが雰囲気を楽しんでいます。
映画
今年は、アバター:ウェイ・オブ・ウォーターとRRRとミッションインポッシブル デッドレコニング PART ONEの3本だけでした。こんなに映画を見なかった年は珍しいです。せっかくシニア割で安くみられるのに・・・。
今年は仕事が忙しくなって、また、出張が多かったのであまり余裕がなく、常に時間に追われているような気がしました。もういい年で将来が長いわけではないので惰性で生きずに1年1年を大切にしていきたいと思います。やはり健康が一番なのでエクササイズに励んで十分な睡眠とリフレッシュを心がけたいと思います。
最後になりますが今年も拙いブログにお付き合いいただきありがとうございました。皆さま良いお年を!