あと5分で仕事が始まる。
ギリギリ間に合うかどうかの瀬戸際での戦いが今日も繰り広げられている。
気持ちはソワソワ。間に合うのかどうなのか、間に合わなかったらどうしよう〜…と、前の車に一人で怒鳴り散らす始末…。
絶妙なタイミングで信号は赤となり、いざ発信しようとすれば、心無い歩行者の行列に道を遮られる。そんな呑気な民衆に睨みをきかせ、あんたらみないにひまじゃねぇーんだよ!さっさと歩けやぁ!と、車で1人イライラしてる。
昔はずっと、そんな日々だったなぁ。
今はふと我に返ると、「なんて事…言ってるんだ……おれ。」とつぶやく。まだまだこの癖をやめることなんてできない。ムカムカしたら、この口は汚くなってしまうし、頭にだって血が登る。それを止められる身体的能力はまだない。
せめてもの知恵を振り絞る時、いつもこの言葉にたどり着く。
『あと5分、あったなら…』
私達は、予測不可能なことの前では、感情の思うがままとなってしまう。それがもう、避けられないとわかると、怒りへと変貌する。あの前の車へのパッシングも、平和に横断歩道を歩く歩行者に向けた感情も、平然と赤を照らす信号への嘆きも。全ては「あと5分」の余裕で受け流すとができた事なのです。
僕があの時、余計に服装を気にしてなかったら、あの時、余計に外見を気にしてなかったら、あの時、朝のルーティンをむりやり優先させていなければ、避けられた事がほんの数十分先の未来にたくさんあったのです。
【5分前行動】と言われ大切だ何だ言われてきた教育の本質は、"時間を守る"という事だけではなく、自分自身が周りのすべてに優しさを分けてあげる事ができる素晴らしい教えなのです。
オシャレにこだわらず、程々で出かける朝の余裕。服を選びすぎず、気張るとなく出かける余裕。いつとのルーティンだから!と頑なにならず、7割達成ほどほどで出かける心の余裕。
その、【すべての5分間】には、その先に出会うまだ見ぬ人への"優しさ"そのものなのです。
時間の余裕は心の余裕、心の余裕は周りへの優しさへと繋がっていくんだね♪
自分のこだわりは7割で、残り3割くらいは他人の為に考えられる今を生きよう。そのほうがきっと優しい人生なきがするよ♪私自身の教訓のお話し。
おわり。