道東旅の途中、FACEBOOKで友の訃報に接する事になるとは・・・
Arend Van Riessen
彼はネパール在住のオランダ人で、私と同じ年齢でもあった
仕事でネパールに長期滞在して行く内に、ネパール人女性と結婚し、そのままネパールで住んでいた
そんな彼と知り合ったのは2014年秋
今からちょうど10年前の事だった
ネパールでボランティア活動をしていた私は、その日、初めてネパール野鳥の会に参加した
鳥好きの私に赴任先のネパール人が配慮して探してくれた野鳥の会だった
その後、私は同グループと共に毎週土曜日にバードウォッチングをする事が習慣となった
同グループは、私が居る事もあって、会話が英語であった事もあり難かった
Arendさんは、同グループの主要メンバーの1人だった
単なる鳥好きおじさんではなく、しっかりと鳥類学を学ぶ姿勢が皆からも尊敬されていた理由の1つだ
底抜けに明るい彼は、常に会話の中心に居た
ある日、私が過去にオランダで生活していた事を知った事をキッカケに私との関係は急速に近づいた
経緯は忘れたが、彼のご自宅へ行った事もあった
屋上から一緒に鳥見をしたり、彼の書斎で鳥に関する膨大な書籍の説明を嬉しそうにしていた事が懐かしい
私のカタコトのオランダ語をニコニコしながら聞いてくれた彼の笑顔が忘れられない
同グループの活動状況は、こまめにFacebookで見ていたのだが・・・
振り返ってみると、彼の姿を、しばらくFacebook上で見ていなかった事に気づいた
病気療養中だったのだろう
痛恨である
彼の魂が安らかにネパールの地に留まる事を祈る
故人のご冥福をお祈りする