手仕事の授業 | 名古屋シュタイナー土曜学校  山里の森

手仕事の授業

 土曜学校での授業の様子、作品など


少しづつ紹介していきたいと思います。




  名古屋シュタイナー土曜学校 やまさとの森  2012年3月 作品展より


人間を他の動物たちと区別し、

特別な存在にしているのは、

「手」での働きです。

 

 手の仕事を通して指の器用さを養うことは、

 後に発達してくる思考の力の土台となります。 


 また、手仕事をするプロセスそのもの、

 編み物や縫い物というリズムある繰り返しは、

ども自身の生命力を育てていきます。



作品は必ず、使えるものをつくります。

用途のあるものをつくることで、

やがて世界に役立つものをつくりだすことへと,

繋がっていくことを期待します。

作品の色やデザインも、

用途に応じたものに仕上げていきます。




シュタイナーは、

「手仕事の目的は、

芸術的感覚や創造性を目覚めさせることであり、

芸術的感覚、美を愛する感情は、

子どもの魂に真実を見分ける感覚や

善を求める感情を育てる」、


また、

「指先をうまく動かすことのできる人は、

柔軟な理念や思考の持ち主であり、

物事の本質に入り込むことのできる人です。」

と言っています。