手仕事の授業
土曜学校での授業の様子、作品など
少しづつ紹介していきたいと思います。
人間を他の動物たちと区別し、
特別な存在にしているのは、
「手」での働きです。
手の仕事を通して指の器用さを養うことは、
後に発達してくる思考の力の土台となります。
また、手仕事をするプロセスそのもの、
編み物や縫い物というリズムある繰り返しは、
子ども自身の生命力を育てていきます。
作品は必ず、使えるものをつくります。
用途のあるものをつくることで、
やがて世界に役立つものをつくりだすことへと,
繋がっていくことを期待します。
作品の色やデザインも、
用途に応じたものに仕上げていきます。
シュタイナーは、
「手仕事の目的は、
芸術的感覚や創造性を目覚めさせることであり、
芸術的感覚、美を愛する感情は、
子どもの魂に真実を見分ける感覚や
善を求める感情を育てる」、
また、
「指先をうまく動かすことのできる人は、
柔軟な理念や思考の持ち主であり、
物事の本質に入り込むことのできる人です。」
と言っています。