~ 大事な友人との再会に和歌山の地酒が進む!!
住 所 和歌山市元寺町1-70
TEL 073-433-4480
営業時間 16:30~23:00
定休日 月曜日
昨日から続くゲリラ豪雨も、昼過ぎにはやっと鳴りを潜めてくれた。
今晩は、大事な友人と久し振りの再会!!そんな待ち合わせ場所は「千里十里(ちりとり)」さん。
和歌山市内の古くからの繁華街「ぶらくり丁」。引き戸を開け中に入ると、長~いカウンターがず~と奥まで。
約束の時間までは、まだ30分ほどある。
とりあえず「瓶ビール 600円」を注文すると、淡いブルーで「千里十里」の名が入るコップ。ビールの黄金色になんとも映える。
お店の方が「付出しは、ワラビと揚げの煮付ですけど、よろしですかぁ~」と聞いて出してくれる。和歌山言葉の最後ののばし感が心地いいな~と思う。
その煮付けは、薄味に炊き込まれたお揚げに、ワラビがシャキッとほろ苦く、大好きな味。
席に着いてから、引き戸のガラガラに振り向くこと3度目、友人のいつもの笑顔がそこにあった!!
「瓶ビール」を追加し、まずは乾杯!!ぐぃっと飲み合い、あ~うまい!!
友人がメニューを一瞥もせずに「ガンガラときずしお願いね」と、流石は地元人の注文!!
「ガンガラ」は、円錐形の巻貝。塩茹での身を楊枝でほじり出して、酢をつけていただく。初めて食べるその味は、磯の香りが濃厚で、二人とも手が止まることなく、一気に平らげる。
「きずし」(写真上)は、鯖の酢〆だが、秋田と違って酢がたっぷり。生姜と大根おろしが添えられており、醤油を使わず、そのまま食べる。こちらもとても気に入った。
お酒は、「黒牛(くろうし)550円」に始まり、「紀土(きっど)550円」、「超久(ちょうきゅう)550円」と和歌山の地酒がどんどん進む。
今宵はいつまでもと、歌唄いの場に移動。
ジャケットをヨレヨレにした雨に恨みを込めて、NSPの「雨は似合わない」をまずは、一節・・・。