いにしえの都に思いを馳せつつ風の森に酔いしれる!!

 

住 所  奈良市光明院町16

営業時間 16:00~20:00

 

 

 近鉄奈良駅から、「もちいどの(餅飯殿)センター街」へ。

 

 アーケードを見上げると、大きな鹿オブジェ。そして、餅つき実演お店の前にはたくさんの人だかり。

 

 目指すお店は、センター街の中程にある「酒処 」さん。

 

 「」と大きく書かれた暖簾をくぐれば、年季が入ったカウンターがなんともいい。

 

 まずは、「瓶ビール(大)850円」を注文。コップに半分ほど注いでぐっと飲み切り、「串かつ 330円」も注文。

 

 関西では、「串かつ」にはウスターソース。シューとしみたウスター味のカリカリがビールに合う。

 

 こちらのお店の名物という「きも焼(半分)550円」(写真上)。

 

 「きも焼」は、砂肝ハツレバーに、卵みちなど、コリコリ、ネットリ、プリプリと色んな部位との出会いが楽しめる。コクがあるタレで煮込まれていて、山椒のピリリがまた絶妙!!

 

 本日も開店早々から、ず~と満席。扉が開くたびに「満席でして、すみませ~ん」の繰り返し。

 

 奈良の日本酒「風の森 純米 秋津穂 850円」をお願いする。

 

 全て純米造りで無濾過・無加水の生酒という「風の森」。まるでシャンパンのようで軽快な苦みが心地よい刺激。

 

 もう一つの名物「おでん(110円~170円)」。「大根」、「焼き豆腐」、そして「ひろうす」を注文すると、出汁がよく滲みていて、また「大根」がでっかい。ちなみに「ひろうす」とは「がんもどき」のこと。

 

 お店は、老舗呉服店だったところで、重厚造りと程よい狭さ秘密基地のよう。他のお客さんとの一体感もあって、なんだか楽しい。

 

 テレビドラマにも登場したお店とか・・・。

 

 青丹(あおに)よし寧楽(なら)の酒場は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり~!!