~ カツオ塩タタキに酔いしれ、地元の皆さんと乾ぱ~いの嵐!!
住 所 高知市はりやま町2-1-21
TEL 088-875-2424
営業時間 17:30~23:00
定休日 水曜日
四国激安ツアーも最後の夜。うれしいことに、夕ご飯無し。
向かうは、記念写真を取る観光客が絶えない「はりやま橋」程近くにある「どんこ」さん。
風情ある入口をくぐると、中の調度品や佇まいも味わい深い。そして、迎えてくれるのは、どことなく気品感じるご主人。
カウンターに席をいただき、瓶ビールにまずは、高知に来たら食べなければと思っていた「チャンバラ貝」。
ご主人の指導のままに爪楊枝を隙間にねじ入れ、うまくほじくり出せた身。その濃厚な風味と旨味に思わず顔がほころぶ。
カウンター上に乗る「鯖寿司」。忙しさが落ち着いてからお願いしてみたら、一足違いで完売してしまったとのこと。
気を取り直してお品書きを眺めていると、目の前で、カツオの上にこんもりネギが盛られ、真っ赤なトマトが添えられたお皿が完成し、小上がりのお客さんの元へ
ご主人と目が合い「おいしそうですね」と言うと「カツオの塩タタキです」とのこと。今度は躊躇せずお願いし、頂いた「カツオ塩タタキ」(写真上)。
これが、なんとも絶品。身が締まったカツオは、まさに一本釣りの証。トマトもシャキッとして味が濃密でいて瑞々しい。
土佐酒造さんの日本酒「桂月」熱燗をお願いすると、お銚子の口から溢れる寸前。すっきり辛口で、スイスイいける。
テーブル席が何だか賑やか。お酒の注文が早すぎるらしく、女性スタッフが「2本半、持って行きましょうか~」と言うと、「穴の開いたお銚子持って来て~」と続き、「ほんとに、穴開いてたら、おこるで~」と続く。
女性スタッフも負けじと「押さえ持って、飲んでください~」と、これまた絶妙な返し技。
そんなやり取りに、にやにやしながら杯を重ねていたら、テーブル席の強者たちに引き込まれ「乾杯、乾~ぱい、乾ぱあ~い」とご返杯の嵐。
最後の盃は、お返ししたはず・・・。秋田県人の酒飲みの底力を発揮できたかどうか・・・。
なんとも心許ない。