~ 大曲にて蟹三昧の楽しき今宵!!
住 所 秋田県大仙市大曲中通町9-2
TEL 0187-62-7144
営業時間 17:30~24:00
定休日 月曜日
大曲(おおまがり)駅。
新幹線がスイッチバック(進行方向が反転)する日本唯一の駅。
ホテル7階の窓から、灯りが点されたそんな雄姿を見下ろし、ではではと今夜のお店「発明料理 げんや」さんへ。
引き戸を開ければ、店内は奥に広い。5席程のカウンターが左にあって、右側には個室が続く。
まずは「瓶ビール 650円」に、他では、あまり見かけない「ソフトシェルクラブ天 900円」を注文。
「ソフトシェルクラブ」は、脱皮直後の蟹。その揚げたて熱々を頬張れば、サクサクで香ばしい殻の旨み、身の甘さ、濃厚な蟹味噌が口一杯に広がり、もう最高!!
日本酒「ゆきの美人 エクストラ 650円」をお願いし、ダメもとで、お品書きに写真だけが載る「蟹の甲羅詰め」を聞いてみると、「本日のメニューにはありませんが、お出し出来ますよ」とのこと。
我儘に応えていただいた「毛ガニ 1,500円」(写真上)。
お酢に醤油を少しだけ垂らし頂けば、甘いコクがあるカニ身は、もう至極の美味しさ!!
早くも2杯目の日本酒は「福小町 一穂積 650円」。
「一穂積(いちほづみ)」は、新潟の「越淡麗」と「秋田酒こまち」の掛け合わせで誕生した新しい酒米。すっきり淡麗でいて、柔らかなふくらみもあり、なんとも奥深い。
続々と訪れる予約のお客さん。
女将さんらしき女性は楚々としながら、お客さんの様々なリクエストに対応し、若いバイトの男の子もきびきびとして清々しい。
お酒が枯渇し、飲食店限定のレアな日本酒「大納川 あきたG倶楽部 600円」。そして、「川がにみそ 650円」(写真下)も追加。
生きている川蟹(モクズガニ)からカニ味噌を取り出し、田舎味噌と合わせた、ここ大曲の名物。
その珍味は、もしかして、お酒好きの秋田の先人が自分向けに発明した酒肴。
一方、閃きが皆無の凡人は、今宵も、ただただ、楽しく酒を飲ませてもらうのみ!!