~ 新潟の地酒に囲まれた歓喜の夜!!
住 所 新潟県長岡市殿町1-3-4
TEL 0258-34-6126
営業時間 17:00~23:00
定休日 日曜日
新潟第2の都市「長岡市」。今夜はこの地で一杯のつもり。
初めての一歩は、宮内駅。醸造のまち“摂田屋(せったや)”界隈を歩けば、レンガ造りの煙突や色鮮やかな立体彫刻の壁など風情ある建物群が連なり、あちらこちらから酒や味噌・醤油などの発酵香が漂ってくる。
そんな余韻に浸りつつ、新潟の地酒が全て揃うという「割烹 魚仙」さんへ。場所は、長岡駅から線路沿いに歩いて3分ほど。
店内では、作務衣姿のご主人が穏やかな雰囲気で迎えてくれる。
ゆったりとした大きなカウンター。「瓶ビール(大)825円」で散策後の喉を潤せば、お通しは、軽い衣に上品な甘酢の「鯵の南蛮漬け」。
存在感が半端ない巨大冷蔵庫。そこにはびっしりの酒瓶。日本酒リストを見渡せば最後尾は95番。
「瓶ビール」を一気に呷り、きびきびと働く女性スタッフに伺えば「お酒は番号でお願いします」とのこと。
まずは迷わず、61番の「荷札酒(加茂錦)770円」。日本酒は全て半合での提供。
「利酒セット(5銘柄)990円~2,200円」も惹かれるが、“我儘”に飲みたい今宵は、単品オーダー。
白板のおすすめから注文した「あん肝 660円」(写真上)。まったりと濃厚にしてしてスッと溶ける上品な旨味。お酒が間違いなく進む!!
追加の31番「越乃景虎 名水仕込み 特別純米酒 660円」も85番「山間(やんま)中採り無濾過原酒 990円」も飲み干してしまい、とりあえず「漬物盛り合わせ(5種)」をお願いし、日本酒リストとにらめっこ。
漸く決めた佐渡のお酒28番「至(いたる)純米酒 605円」。飾らない骨太な味わいが心地いい。
酒をクリアに味わうには、漬物が一番かも。それにしても、たくあん漬けもビール漬けも、一切れが大きい!!
小上りではグループ客が盛り上がり、カウンターにはビジネスマンや観光らしいご夫婦の姿も。
まだまだこれからが勝負。次のお酒は58番「村祐 本生 770円」。
何に挑むのかは分からないが、とにかく負けるわけにはいかない長岡の夜。