~ 絶品な馬刺しとお刺身とお寿司と福島の銘酒と!!
住 所 秋田市大町4-2-20
TEL 018-802-0250
営業時間 17:30~24:00
定休日 月曜日
久し振りに彷徨う秋田一の繁華街「川反(かわばた)」。
ぐじゅぐじゅの雪道の所為もあってか、なんだか閑散としたメイン通り。建物脇の細長い通路のどん詰まり。
確かに“隠れ酒処”と合点しつつ店内に踏み入れば、楽し気な喧噪。旦那衆のような8人組が、テーブル席で盛り上がっている。
カウンターに席をいただき、まずは「瓶ビール(赤星)715円」に「牡蛎フライ 638円」。特大の牡蛎が熱々の衣に纏われ、圧巻の美味しさ。
カウンター前のネタケースには、きらっきらの魚介類が並び、カウンター上には、飛露喜や泉川、寫樂など、福島を中心に入手困難な銘酒の品書札がぶら下がる。
1杯目の日本酒は、迷わず、福島のお酒「楽器正宗 山田錦 中取り(1合)1,320円」。 そして、こちらも迷わず、会津直送という「生馬刺し 1,210円」(写真上)をお願いする。
「生馬刺し」は、しっとりと重量感をもち、馬本来の旨味がなんとも絶品!!ニンニク味噌がまた相性良く、福島のお酒を呷れば、これこそまさに“鬼に金棒”。
ネタケースから「〆サバ」と「イワシ」で「お刺身2品盛り 1,100円」をお願いし、日本酒「59Takachiyo(たかちよ)一本〆(1合)1,210円」を追加。
初めていただくそのお酒の印象は、果実の香り爽やかで、さらりと消える見事な余韻。なるほど、新潟ならではのお酒。
いつのまにか、店内は、ほぼ満席で、マスターも、男性と女性の従業員も多忙を極める。
「握り」を1貫からお願いできるのも魅力。「本マグロ 中トロ(1貫)440円」と「活ツブ(1貫)275円」をお願いし、お酒は、見初めてた「寫樂 純米吟醸(1合)1,650円」。
酒米違いで2銘柄があり、迷いに迷い、駄目元で、マスターに「半合ずつなんて・・・」とお願いしてみたら、笑顔で「だいじょうぶですよ」の返答!!
“東条山田錦”と“吉川(よかわ)山田錦”を半合ずつ(写真下)で飲み比べ。あ~、何という有難き幸せ!!
それにしても、店内は、大人のカップルが目立つ。
今宵の「こよい」のひとときを一人でかみしめるのも、二人で分かち合うのも、悪くはないだろう。