~ 地元酔客たちの喧騒の中で飲む楽しき今宵!!
住 所 秋田県仙北市角館町花場下3
TEL 0187-53-3024
営業時間 11:30~13:30
16:30~22:00
定休日 水曜日
みちのくの小京都と呼ばれる「角館(かくのだて)」。藩政時代の地割が踏襲され、武家屋敷などが数多く残されている。
今夜はお泊りで、そんな町並みにお店を構える「寿し処 くまがい」さんへ。
一方通行の細い道を奥へ奥へと進めば、右に左に、飲食店が並んでいて、その殿辺りの角っこ。
午後5時少し前の一番乗り。気合十分にして、まずは「瓶ビール 650円」に「莫久来」。
カウンターの中にど~と構える大将。「なんでもどうぞ~」とあちらも気合十分。
早速、日本酒「鳥海山 純米大吟醸 800円」をお願いし、大将お勧めのネタを伺い、注文したのは、苦手なカンパチを除いた「お刺身盛合わせ」(写真上)。
「中トロ」に、「アジ」、「タコ」、そして「サバ」。どれも相当な分厚さで、しっとりとして上品な旨み。まさにお寿司屋さんならではの極上盛り!!
日本酒の追加「雪の茅舎 純米吟醸 700円」をお願いし、大将に「この辺りは飲み屋さんが多いですね」というと「寿司屋だけでも5軒ほどあるんですよ」と教えてくれる。
夜の帳とともに、常連さんらしきご夫婦や一人客などが押し寄せ、カウンターが満席に。小上がりも順次埋まっていき、いつの間にか大盛況。
お隣の男性の「“瓢箪”ください~」に「私も」と頂いたのは、“瓢箪”型容器の冷酒「秀よし 本醸造生貯 850円」。そして、自家製「いか塩辛」と「玉子焼き」を追加。
さらに、お隣に届いた「茄子がっこ(漬物)」を見つめれば、大将との阿吽で「茄子がっこ」をいただける。
目の前のきりりとした武士顔の大将。そして、見回せば、お公家顔、農民顔、商人顔などなど。
地元の酔客たちの“いつもの喧騒”の中で、こうして、とびっきりの肴で酒を飲む。
「茄子がっこ」を齧りながら、今宵もご機嫌な夜更けにまっしぐら!!