~ 岩手の“うまいもの”と“うまい酒”を堪能!!
住 所 盛岡市開運橋通5-4
TEL 019-654-4860
営業時間 17:00~23:30
定休日 日曜日
盛岡で一杯やりたい!!
そんな願望に、素直に従い、盛岡駅の東口から、しばし歩いて“開運橋”を渡れば、すぐそこに、現る「沢内甚句」さん。
笑顔の女性店員さんに迎えられ、「瓶ビール600円」をお願いすると、お通しは、「アジの南蛮漬け」と「大根のビール漬け」。
一口いただけば、その良質な素材と上品な味に、ビールのピッチが上がる!!
盛岡の地酒「あさ開 佳撰500円」をお願いし、追加の料理は、お店の看板メニュー「ももどり860円」。
スパイスが効いた骨付きのぶつ切り肉。外がパリッ、中はジューシー!!
店内は、カウンターとテーブル席。仕事帰りのサラリーマンや品のある紳士、女性グループなどで、賑わっている。
「本日のおすすめ」ボードにある「マンボウの茶釜」。
女性店員さんに尋ねると、「マンボウの卵巣なんです!!」と言って、スマホで画像を見せてくれる。色は白っぽいが、確かに形は、“茶釜”を彷彿させる。
ちょっとグロテスクだが、ここまで来れば“頼む流れ”。
「マンボウの茶釜800円」(写真)をお願いし、こちら一押しのお酒という「赤武(あかぶ)純米1,100円」も追加。
初めていただく「マンボウの卵巣」は、周りがコリコリ歯ごたえがあり、特別味はしないが、黄色い部分は、濃厚な風味が感じられ、紅葉おろしと小ネギをのせ、ポン酢でいただけば、確かに珍味!!
赤い兜のラベルが印象的な「赤武(あかぶ)純米」は、旨みが柔らかく瑞々しい味わい!!
「もともとは大槌町にあったのが、東日本大震災で流失してしまい、盛岡市内で復活を遂げた蔵なんです。」と女性店員さんが教えてくれた。
「おすすめ」ボードの謎のもう一品。「メロード焼500円」を尋ねると、三陸では、“コウナゴ”の成魚を“メロード”と呼ぶとのこと。
長いお皿にのせられた20cm程の塩焼き4尾。頭から、丸ごとかぶりつけば、脂乗り程よく、美味!!
今度も盛岡の地酒、すっきり辛口の「七福神 純米辛口800円」と合わせれば、言うことなし!!
少し遠出の居酒屋探訪。“地のものを地のお酒で”。何と言っても、これが一番!!