~ 旬のおいしい料理と秋田で人気の地酒を堪能し、なんと3千円!!
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住 所 秋田市中通4-14-17
TEL 018-834-7113
営業時間 17:00~21:30
定休日 日曜日、祝日、第2火曜日
しとしと、しとしとと、ここんとこ、ず~と雨の日が続く。そんな訳で、今夜は、雨宿りに託(かこつ)けた晩酌デー。
ここ「たぬき亭」さんは、基本的に「料理とお酒付きのコース」のお店。
暖簾をくぐると、いつものように“にこやかな”ご主人と、こちらも“にこやかな”女性店員さんが迎えてくれる。
お願いするのは、「料理5品に、生ビール1杯と秋田の銘酒3杯」で、3千円というコース。
カウンターには、似たような了見の日本酒好き男衆の中に、女性一人客も混じり、いつもながらの光景だ。
生ビールを一気に半分ほど呷ると、ご主人“手作り”という「お豆腐(写真)」が登場。
女性店員さんの「そのまま、食べてみてくださいね。」の言葉どおり、大豆の旨みが凝縮された濃厚な味は、確かに何にも要らない!!
セットの日本酒の1杯目は「刈穂 六舟」。先日、刈穂酒造さんにお邪魔し、お酒を搾る6つの酒槽(さかぶね)と作家「水上勉」さんの書「六舟」を拝見してきたところ。なので、また、格別な味わい!!
「お刺身盛合せ(ヒラメ、真鯛、蛸)」と「カレイの煮付け」の登場に、2杯目の日本酒をお願いすると、こちらも人気の齋彌酒造店さんの「雪の茅舎 純米吟醸」。
お刺身は、どれもレベルが高く、しっとりとした美味。「カレイの煮付け」も、お酒向けの上品な味付けで、手をかけた丁寧な逸品。
こちらのお料理は、魚料理と秋田の旬の素材を使ったものが中心。
本日の旬ものは、朝採れという「根曲がり竹」。焼きたて熱々を皮をむいていただけば、程よい“えぐみ”と“甘み”が初夏の訪れを感じる。
奥の小上がりのグループが、飲み放題のコースのようで、なんだか賑やか。よく見ると、「刈穂 六舟」のおかわりを告げるその姿は、ご高齢のご婦人。頼もしい飲みっぷりで、秋田は女子衆(おなごしゅう)も、酒豪揃い!!
「枝付き枝豆」をいただき、本日3杯目、締めの日本酒は、「秋田晴 大吟醸」。すっきりと切れのある秋田酒造さんのお酒は、銘柄名も「秋田晴(あきたばれ)」と、長引くこの梅雨の時期にぴったり!!
3千円で、こんなにも過分な料理とお酒。“たぬき”だけに、なんとも太っ腹!!
今夜も、元気をもらい、外に出てみれば、心持ち、雨脚が弱まっていた。