~ 鳥本来の旨みを味わえる、ご主人渾身の焼き鳥群
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住 所 秋田市中通4-11-5
T E L 018-874-7678
営業時間 17:00~23:00
定 休 日 日曜日
3度ふられ、最初から、そうしておけばと反省しつつ、空いてる日を訪ねての探訪。
店内で、「いらっしゃい~」と迎えてくれたのは、やさしい笑顔のご主人。
ここ「鳥好(とりこう)」さんは、「焼き鳥セット(5本900円、7本1,300円)」か、「鳥好コース(前菜、サラダ、レバーパテ、焼き鳥7本、鳥スープ茶漬け)3,000円」を注文してから、単品をお願いするシステム。
なので、とりあえずの「ビンビール(中瓶)600円」に、「おまかせ5本セット900円」。
串を焼き台に並べ、焼き始めると、先ほどのやさしい眼差しのご主人とは様子が一変。眼光鋭く、獲物を狙う空の王者“オオワシ”のよう。
1本目は、“ささみ”。ワサビがちょこんとのる“ささみ”は、らしからぬ、驚くほどのしっとり感!!
なるほど~、連日、満席になる訳だ!!
日本酒は、秋田の地酒「刈穂 六舟(ろくしゅう)600円」。この芳醇な旨みが焼き鳥にぴったし。
食べ終わった“串”は、目の前にある日本酒のお銚子に。
ご主人曰く「注文してた串入れが、なかなか届かず、お銚子を使ってみたところ、しっくりきて、そのまま使ってます~」とのこと。
2本目は、“ハツ”。控えめなタレが、“ハツ”の絶妙な旨みを引き立たせてくれる。
ご主人が、指先でポンポンとその弾力を確かめながら焼き上げた、3本目の“ウズラの卵”は、中の黄身が見事なまでの半熟。
カウンター奥の3人組も、その半熟加減にみんなで顔を見合わせ、「すっご~い」「おいし~い」の合唱。
パラパラ振られた塩が絶妙の“ネギマ”に続き、5本目は、大好きな“つくね”。
秋田の地酒「雪の茅舎 純米吟醸700円」を追加すると、タオルを頭に巻く、こちらも笑顔がすてきなイケメンの店員さんが持ってきてくれる。
単品での追加は、ご主人が、本日のレアものと教えてくれた「そりくら」と「銀皮(ぎんぴ)」。
「そりくら」(写真)は、骨盤の内側にあるピンポン玉大の部位。抜群の弾力とギュッと詰まった鳥らしい旨みがたまらない。
「銀皮」は、砂肝をつつむ皮部分。コリコリ感は砂肝のようだが、味わいがより繊細な感じだ!!
満席のカウンター7人のうち、女性が5人。小上がり席も女性客で賑わう。
「やっぱりね~」、これが、こちらのお店の実力を物語っている。