~“ごんぼ”と“ドライ納豆”で、お酒がI Can't Stop!!
 
 
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住 所  東京都中央区京橋2-5-4
TEL  03-3564-1843
営業時間 17:00~23:00
定休日  土曜・日曜・祝日
 
 
  銀座の人混みを抜け、京橋の裏路地へ。目指すは「大虎」さん。
 
 アルミサッシの戸を引くと、「いらしゃい~」とおばちゃんお二人が迎えてくれる。
 
 カウンターには、一人客がぽつりぽつりと4人テレビのニュースの音声が静かに流れている。
 
 壁に掛かる「御献立」。「キリンビール(瓶ビール大)700円」と日本酒「富翁(とみおう)500円」の他に、焼き鳥(どれも一串170円)が6種類のみ。
 
 瓶ビールに、「たゝき」と「若鶏」を一本ずつお願いすると、おばちゃんが年季の入った“おろし金”で、薬味大根おろしをすりおろしてくれる。
 
 「たゝき」は、いわゆる「つくね」。周りさっくり、ジューシー。若鶏は、素材の良さがすぐわかる優れ物
 
 「こんばんは~」と一人客の女性が現れ、座るなり、瓶ビールと「ごんぼ」を2本注文。そして、「“ごんぼ”食べるために、朝から仕事をしてきた~」となんとも面白い。
 
 「御献立」に書いてある「ごんぼ」の説明を読むと「油っぽく最高の強精力食」とある。
 
 ほどなく、女性客の連れの男性が来店し、瓶ビールに「砂肝」と「うづら卵子」、そしてまたもや「ごんぼ」を注文。
 
 店内もにわかに賑やかになる。
 
 「ピンクシャツ、似合うね~」「高島屋で買ったよ」・・・、「ボケてる」「じゃっ、しょうがないや~」・・・、おばちゃんとお客さんらとの他愛もない会話のやりとりが心地よい。
 
 おばちゃんお二人が姉妹と判明。接客担当の妹さんは、「マグカップ」に手酌でそそぎビールを“つまみ飲み”。
 
 お姉さんの方は、焼き場に立ちっぱなしで、ようやく椅子で一休み。
 
 3杯目の「富翁」をついでもらっていると、“ごんぼ”の女性から、「これで、飲んでね」とポケットに忍ばせたドライ納豆”の小袋をいただく。
 
  気がつけば、“ごんぼ”のお二人と競うように「富翁」をおかわり。
 
 “ごんぼ”と“ドライ納豆”に魅せられた3人コップが、ほぼ同時にになる。
 
 あ~、今宵も、I Can't Stop The「SAKE」!!