蕎麦のおもてなし文化が息づく歴史ある味わい!!

 

住 所  山形県大石田町大字横山736

TEL  0237-35-4245

営業時間 10:30~15:00

      ※麺スープ無くなり次第終了

定休日  木曜日

 

 

 山形三大そば街道の一つ「大石田(おおいしだ)」。

 

 午前11時過ぎ、カーナビを頼りに向かえば、駐車場に連なる空き待ち車列。本日の朝食(兼)昼飲みは「手打ち大石田そば きよ」さん。

 

 駐車の後は、店舗隣のテントにて、案内待ち

 

 漸くのお呼ばれに、期待が膨らむ。いくつもの和室座卓が並ぶ店内。

 

 注文は「冷たい肉そば(親鳥)普通盛 850円」。程なく運ばれてきた漬物写真上)。こちらはサービスのよう。

 

 きくらげ漬物は初めて。ぷりっとコリコリしたきくらげにコクのある辛子醤油が纏う。

 

 ビールの予定を変更し、日本酒「朝日鷹(1合)600円」をお願いする。

 

 「朝日鷹」は、「十四代」の地元向け銘柄。瑞々しい微かな青りんごの味わいは、まさしく「十四代」。

 

 「もう一杯」と思ったところに「冷たい肉そば」(写真下)が届く。

 

 たっぷりの白髪ねぎ海苔を混ぜこみ、ズルズルッと頂く。冷たくすっきり鳥ダシのつゆに細打ちのコシのある蕎麦。鶏肉も噛めば噛むほど旨味が広がる。

 

 「大石田そば」は、人が集まれば女性たちが打ち立ての蕎麦を振る舞い、「うまい」と評判になった農家が暖簾を掲げたのがはじまりとか。

 

 母から子へ、また嫁へと受け継がれ、大切客人を蕎麦でもてなす文化が息づく優しくも深~い味わい。