2025年初午です。
2月の第一午の日に行われる稲荷神社のお祭りです。
「札幌伏見稲荷神社」さんに上がらせて頂きます。
稲荷神社」
<御祭神>:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
日本の神話が書かれている『古事記』によると、
"宇迦之御魂神"は"須佐之男命"(すさのおのみこと)と
"神大市比売神"(かむおおいちひめのかみ)の間の御子とされて
います。
*同母の兄:大年神(おおとしのかみ) / 歳神様
27基の立ち並ぶ鳥居に願いを込めます。
五穀豊穣や商売繁盛などを祈願して、各地の稲荷神社に参拝したり、
キツネの好物とされる油揚げを使ったいなり寿司などをたでたりする
風習があります。
「お稲荷さん」と呼ばれ、古くから日本人に親しまれてきた稲荷神。
諸説ありますが、「いなり」の語源は「稲がなる(稲生り)」
ことを意味することから、農業や商業の神様として親しまれて
きました。
初午の由来は、稲荷大神が稲荷山に鎮座した日が2月の初午の日
だったことから。
京都の「伏見稲荷大社」(京都市伏見区)を本社として、各地の稲荷神社に参拝をする「初午」の風習が各地で始まったとされています。
豊作や商売繁盛を祈願する「福参り」や「初午詣」とも呼ばれて
いるそうです。
お稲荷さんと聞いてキツネをイメージするかもしれませんが、
キツネは稲荷神のおつかいです。
キツネが選ばれたのは、稲荷神が農業の神様として里で守ってくれる
時期と、キツネが人里に姿を見せる時期を重ねたことが由来して
いるといわれています。
古来日本では、春になると山から里に降りた「山の神」が「田の神」
となって稲作を見守り、収穫を見終えてから再び山に戻ると信じられ
てきました。
また、キツネが人里に姿を見せる時期は、農事の始まる初午の頃から
収穫の終わる秋まで。
このことから、「田の神」「山の神」の使いとされたのです。
神の使いであるキツネの好物が「油揚げ」と考えられていたので、
お稲荷さんにお供えされました。
そしていつしか、稲荷神のおかげでもたらされたお米を用いた
「いなり寿司」が出現。
初午に食べる習わしが広まっていったようです。
因みに、札幌伏見稲荷神社さんでは、オリジナルの焼き印入りの
"どら焼き"が頂けます。
食べやすいサイズで、しっとり甘すぎず。
2024年は、有難う御座いました。
どうぞ、2025年もこの地区をお守り下さい。
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